初ラグビー観戦!南アフリカVSナミビア

先週、南アフリカとナミビアを旅行しました。現地のテレビで開幕戦の日本対ロシアが放送されていた。いろんな人に日本ではラグビーワールドカップが開催されてるね!と話しかけられ、ラグビーにはさほど興味がなかったのにだんだん気になり始めました。
で、帰国した週末になんと南アフリカとナミビアが豊田で対戦するというじゃないですか。
うーん、これは何かの思し召し。行くしかない!
・・が、当然チケットがない。ダメ元でオフィシャルサイトを眺めているとなんとカテ1が販売されていました。20,000円・・。
今まで全く興味がなかったスポーツに2万円。しかも豊田までの交通費を考えると3万円以上の出費。悩ましいがまあ良い。「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」ってキャッチコピーも言ってるし行ってみよう!

午前中にフットサルをして新幹線で名古屋へ。そこから名鉄で豊田へ。夕方から日本代表が強豪のアイルランドと戦うので試合観戦しようってことでファンゾーンに行くも長蛇の列。考えることは皆同じ。入場規制でおそらく試合中はファンゾーンに入れないだろうとのこと。
それでも一応ちょっと並んでみる。前の南アフリカのシャツを着た外国人夫婦に話しかけてみた。今はニュージーランドに住んでいる南アフリカ人とのこと。
なんとヘルマナス出身。先週ヘルマナスに行ったんだよ!と伝えて盛り上がりました。
旦那さんはジェフさん。体育教師だそうでなんどもワールドカップを観戦しているそう。僕がラグビー観戦は初めてなんだ。ルールもよくわからないから不安なんだと言うと、審判の手の向きをみれば大丈夫だと教えてくれました。
了解。
奥さんは今日の試合のチケットがないらしい。ファンゾーンで待ってるんだそうな。いくら待っても全然列が進まないからジェフさんと一緒にスタジアムに向かうことにした。

歩いて10分でスタジアム到着。ジェフさんとメールアドレスを交換して分かれて自分の席へ。
すげえ良い席だ。近くにはベンチ入りしなかったナミビア代表の選手がいる!
豊田スタジアムは球技専用だから迫力がありそう。普段サッカーを見慣れているのでラグビー選手のガタイの良さが明らかに違うのがわかる。

国歌斉唱

試合開始。想像をはるかに超える迫力。凄まじいスピードで向かってくる巨漢に果敢にタックルしている姿は狂気すら感じる。それでいて乱闘にならない(たまになるらしいけど)。
激しい当たりでも全然痛がらない。審判にも文句を言わないし・・。サッカーと似ているだけにその辺のサッカーとの違いが際立ってたなあ。

スローインいや、ラインアウト。
モールってやつですね。南アフリカはこれが強いらしい。

試合は南アフリカが一方的に押す展開。ナミビアにもなんとか1トライして欲しかったがペナルティゴールのみ。まあゼロじゃなくてよかったか。
試合後もいわゆるノーサイドの精神で整列してスタンドにお辞儀するのも両チーム一緒。

日本に敬意を表してお辞儀スタイル

これは良いものを観たな。もっと観たいなあ。花園か神戸の試合に行きたいな。

ノーサイド
南アフリカ代表初の黒人キャプテンのシヤ・コリシ Siya Kolisi
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イニエスタ対浦和レッズ

イニエスタ擁するヴィッセル神戸と浦和レッズが対戦するってことで神戸まで駆けつけました。イニエスタ以降チケット代が高騰しているヴィッセルですが今日は奮発していい席を取りました。もちろんレッズ側で。

選手が近い!

神戸は最近ベルギー代表DFや酒井高徳も加入。イニエスタだけじゃないって感じ。しかも古橋って選手は知らなかったけどすごく良い。山口もいて西もいてオールスターの感がある。
・・ということで0−3で負けましたが仕方ないってことで消化するしかない・・・
イニエスタ本当にすごかった。ストイコビッチ以来だな。トラップが柔らかいよねえ。ものすごい距離のダイアゴナルパス(しかもゴールにつながった)もあったし、これは高い金を出す価値はあります。

イニエスタまじうまい

帰りに三宮の地下鉄改札近くにあったヴィッセルショップを物色。カタカナの外国人選手Tシャツが可愛い。今日は出場がなかったダビド・ビジャシャツを買ってしまいました。
決め手は濁点の多さ。店員さんは僕がレッズファンだと知って驚いてました(笑)

神戸の有名外国人選手トリオ
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イニエスタ詣で

フロンターレファンの友達が神戸戦を誘ってくれたの一緒に行ってきました。
初イニエスタ!ヴィッセル神戸はイニエスタ、ビジャ効果で今年からチケット代が大幅に値上がりしてメイン側2階席で4,500円。
当然ですが突然の怪我とか累積イエローとかでイニエスタやビジャが出ないこともあるわけで、チケットに高いお金を払うのはある意味ギャンブルだ。
今日はポドルスキーは怪我で不在だけどビジャとイニエスタは無事出るらしい。良かった。

神戸のVIP3

スタジアムに入る前にヴィッセルサポーターが集結して深刻な感じで決起集会をしていました。今ヴィッセルは3連敗中。スペイン人監督もクビになり(あるいは愛想を尽かして辞めた)危機的な状況。
この深刻な状況を支えるのは俺たちしかいない!そんな感じでした。大物外国人が来る前からヴィッセルを支えてきた彼らはどういう気持ちなんだろう。大物外国人が来て注目が集まるのは嬉しいだろうけど、チケット代が法外になってるからね。毎試合応援している人の気持ちは複雑だろうなあ。

3連敗中で深刻
無事イニエスタ先発

対する川崎もACLの疲労困憊で家長や中村憲剛を含めたスタメン7人が出場できない苦しい状況。
試合はヴィッセルペースで進む。やっぱりイニエスタうまい!フルコートサッカーなのに、フットサルみたいな足技を繰り出す。そんなイニエスタと毎日練習してるせいか他の選手達も上手い。・・が、怖さがない。おそらく長い距離を走る選手がいないからじゃないかな。
自分のポジションを外れないから守りやすいんだと思う。

序盤耐えてた川崎がFKから華麗に先制し、さらに山口蛍のトラップミスを逃さず追加点。
3連敗中で自信がないヴィッセルはガクッと来てるのが2階席まで伝わってきました。

コーナーへ向かうイニエスタ

後半、神戸はサンペールに変えて三田を投入。すると徐々に神戸がペースを掴んでいい崩しから古橋がゴール!この古橋はかなりいいですね。代表狙えると思います。あと川崎の長谷川も良かったなあ。ドリブラー大好きです。

1点さに迫って盛り上がるゴール裏。・・そうゴール裏だけ盛り上がる。これはホームチームにとって非常に痛い現象ですね。僕も含めてメインスタンド、バックスタンドの多くの人はイニエスタやビジャを観にきてる。バルセロナのユニホーム着てる人もいたし(それぞれ人の自由だけど個人的にはさすがにそれは失礼なことだと思う)。ホームチームが1点差に追い上げたらどこのチームであってもスタジアム全体が盛り上がってイケイケになる。アウェイチームはまずいぞって焦りだす。
それがホームの利点。でもノエビアスタジアムは全くそんな雰囲気なし。ゴール裏だけ盛り上がるのでむしろその落差がまるでアウェイチームのような雰囲気を作り出す。
試合前に見たヴィッセルサポーターの姿が頭をよぎった。自分たちのホームがこういう雰囲気になってしまうのはかわいそうだな。余計なお世話だろうけど。
例えばクリスチアーノ・ロナウドがレッズに来て、レアル、ユベントスとかポルトガルのユニホームを着た人が埼スタにいっぱい来たら僕は嫌だな。

とにかくイニエスタがいるうちに僕みたいなイニエスタ目当てのサッカーファンに来てもらって、いっぱい稼いで本当に良いチームになると良いですね。
ということでホームの後押しを得られなかったヴィッセルは追いつけるはずもなく1-2で4連敗となりました。

ヴィッセルは負けたけどイニエスタはすごかった。確かに高い金を払う価値のある選手です。また来たいと思わせてくれました。やっぱり一流ってすごいね。

PS:家に帰ってこのブログの過去投稿を調べてみたら、クラブW杯や鹿島とバルセロナの親善試合でイニエスタは観たことがあったようで、初イニエスタではありませんでした。

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またしても何故か勝った

京都に引っ越してきて10年以上経つのですが、先日のセレッソ戦で京都に来て以来初めてリーグ戦での勝ち試合を観れました。

今日はガンバ戦。まさかの2連勝目指して欲しいところ。

試合は実にしょっぱい展開でした。どっちのチームも低迷してるだけあって酷い。セレッソ戦よりもつまらない試合。よくこれでお金を取ろうと思えるなあというほど。

酷いなら酷いなりに、守備がボロボロでたくさん点が入るならまだしも、ゴールもなく0-0で試合は進みそろそろ終わるかという時にコーナーキックのこぼれ玉をエヴェルトンが来日初ゴール!
おお・・また勝った。内容は相変わらず酷いけどなぜか勝ってる。これがあの憎たらしいほど強い鹿島を作り上げたオリヴェイラ監督の本領なのか・・・

喜ぶレッズ悲しむガンバ
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セレッソ大阪戦は結果オーライ

黒のアウェイユニかっこいい

2019年のレッズの初観戦は毎年来ているセレッソ大阪戦。
お互い酷いサッカー。まあセレッソは多少はチャンスを作ってゴールに迫る。レッズはゴールの気配がないまま後半に入り、ソウザのフリーキーックでセレッソ先制。その後も特にレッズが巻き返す雰囲気もないまま終盤へ。

完全に負けを覚悟した頃、マルティノスと山中が同時に交代で入ってきた。
隣の奧さんに
「これで勝ったも同然ですなあ」
って完全に冗談のつもりで言ったら、その山中がFKを蹴って興梠に合わせてゴール!同点!

ワオ。そうなるとアクシデントでもう1点というのはまあ不可能ではない。
そうこうしているとなんと今度はマルティノスが良いドリブルを仕掛けてPK奪取。
マジか。言葉は言霊ってやつか。冗談が現実になるか?
PKを蹴るのはセレッソから今季加入した杉本。
見事成功!
ということで本当に2-1で勝ってしまいました。関西に来て10年以上経ってようやくリーグ戦の初勝利を見届けることができました。

最悪の内容でなんで勝てたのかよくわからない。多分セレッソもなんで負けたかよくわからないと思う。
まあ・・勝ったからいいか。気分は悪くない。

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恐るべしジョー

在来線を乗り継いで約2時間半かけて名古屋に到着。
駅前や栄のデパートをぶらぶらして、遅めのお昼を食べて栄から高速バスで豊田市へ。
今日の名古屋は非常に蒸し暑い。にもかかわらずバスの冷房が非常に弱い!多くの人が扇子をパタパタと扇いでいる。
しかも満席で僕ら夫婦は補助席。想像より快適じゃなかったけど、朝が早かったせいもありウトウトしていたら割とすぐに豊田市駅前に着きました。
豊田スタジアムはここからさらに歩いて約15分。猛暑なのでシャトルバスで行くことにしました。
いやー遠いなあ。豊田スタジアムは3度目だけどこんなに遠かったっけ?
移動がつらくかんじるのは暑さのせいもあるんだろうな。
スタジアムの裏手(バックスタンド側)にシャトルバス到着。たくさん屋台がでています。以前来た時に食べたグラン巻を探したけど見つからない。日なた側にも屋台があるようだけど、あまりにも暑いので断念してスタジアムに入りました。

TOYOTAグランパス
今日の席はバックスタンド2階席の前から2列目のほぼ中央というかなりいい席。前日に買ったのに何故かこんなに良い席が余ってました。唯一の難点は転落防止の手すりが視界を遮ること。手前のタッチラインのプレーは前のめりにならないと良く見えません。あとは・・周りの人が9割以上はグランパスファン。当たり前と言えば当たり前だけど、以前ならこの辺の中立地帯にももっとレッズファンがいたように思います。点が入った時に喜びにくいなあ。
試合前にグランパスのPR映像がオーロラビジョンで流れました。・・なんと!BGMがニューヨークハードコアの雄AGNOSTIC FRONTの曲(GOTTA GO)でした。学生の頃大好きだったバンドです。でもかなりインディーズな曲で、レッズがオフスプリングの曲を使うのとは比べ物にならないくらいアンダーグラウンドだ。多分グランパスの広報がハードコア好きなんだろうなあ。

まあ、それはさておき今日対戦する名古屋は5連勝中。
キーパーのランゲラックはオーストラリア人なので、ランゲラックを含めて、ジョー、ガブリエル・シャビエル、エドゥアルド・ネットとスタメンの内4人が外国人。しかもジョーは最近絶好調。
あとは懐かしの玉田もスタメンです。
一方レッズはなんと柏木不在。ケガかな?こちらも外国人ファブリシオは最近調子がいい。
序盤はレッズペース。橋岡が右サイドを深くえぐって興梠にパス。興梠がダイレクトで放ったシュートは惜しくもバーの上。んー・・・確かに簡単なシュートじゃないけど、こういう良い崩しからビシッと決めてほしいなあ。
名古屋はフィールドの外国人3人が非常に効いてる。非常に危ないシーンを何度かしのいで、20分過ぎに興梠のクロスを見事なダイビングヘッドでゴールに流し込んでレッズ先制!流し込んだのは・・・名古屋のDF・・。オウンゴールということもあり、周りがグランパスファンということもありで、あまり喜べず。
とりあえず悪い気分じゃない。がその後も波に乗れないレッズ。名古屋が攻勢を強めてクリアミスのような形からPKを取られる。
PKキッカーはジョー。頼む西川!!
・・お!なんと西川が止めた!
・・が、玉田に詰められてゴールとなりました。残念せっかく止めたのに。
それでもまだ振り出しに戻っただけなので余裕ぶっこいていたのですが甘かったです。前半終了近くにFKからジョーに頭で合わされて逆転されたのを皮切りに、ジョーのワンマンショーになり、結局1-4で負けました。
ジョーのことをよく知らなかったんだけど、元ブラジル代表で2014年W杯にも出てるんですね。すごい選手じゃないか。
ジョーをはじめとして外国人が強烈な名古屋はなんで下位に低迷してたんだろ。

やっぱり強力な外国人って重要ですね。鳥栖のトーレス、神戸のポドルスキー、イニエスタほどのビッグネームじゃなくても良いから良い外国人が来るといいなあ。ま、オーストラリア代表のナバウトが復帰してファブリシオと良い連携を見せてくれたら十分かもしれないけど。
ということで、久しぶりの名古屋(というか豊田)遠征は惨敗でした。帰りはシャトルバスの運行がなくて蒸し暑い中を歩いて帰りました。後ろを歩いていたレッズサポが電話で
「はい、今終わりました。最悪でした」
という言葉が非常に印象的かつ共感を持てました・・・。

ハーフタイムのシャチの群れ

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サポーターとファン

1泊2日の素潜り漁旅行から16時頃帰ってきてヘトヘトだったけど、悩んだ挙句に19時キックオフのセレッソ大阪対浦和レッズを観るべく長居に向かいました。数少ない関西でのレッズ戦というのに加えて、ベルギーへの電撃移籍が決まった遠藤航の国内ラストマッチというのが疲れた体を長居に向かわせました。
今日書きたかったのは試合のことじゃないので試合はさらっといきます。試合は前半にCKから失点したレッズが後半にCKで追いつくという試合でした。最近流れからなかなか点が取れてないけど、セットプレーで得点できてるのは悪いことじゃないと思います。新しい外国人ファブリシオも遠目から強い枠内シュートを打てるので良い変化をもたらしてくれる気がします。

遠藤航の国内ラストマッチ

書きたかったのは、観戦スタイルです。「サポーター」という呼び方を定着させたのは川淵三郎さんをはじめとするJリーグ創設に携わった人たちだと思います。野球のような「ファン」ではなく、一緒にチームを支えていくという意味が込められているんだと思います。その川淵さんたちの思いを一番体現できているのが浦和レッズサポーターだと思います。彼らのチームを支える気持ちは本当に強い。
今日もそういうことを良くも悪くも思い知らされたのでそれを書きます。
長居で見るときは大抵一番安いアウェイサポーター席で観るのですが今日もそこです。はい「サポーター」席です。もっとも熱いスタイルで応援する人たちが集まる場所。もちろんぎゅうぎゅうにはならないので、ゆっくり観戦する人もいます。僕は声は出すけど立って応援するほどではありません。なのでいわゆる爆心地と1本通路を隔てた区域に座りました。そのエリアでも最初は数人の方が立っていたのですが、試合前にコアなサポーターの方に
「今日は人が少ないから集まって応援しませんか?」
とスカウトされて爆心地に移られたので、ますます熱い人とまったりな人の区分けが進んで、僕の座っているエリアは全員座って観戦しています。
0−1で折り返したハーフタイム。僕は疲れて家に残った奥さんにLINEして、その流れでそのままスマホを見ていました。
すると熱いサポーターがこちらの区域に呼びかけました。
「この区域の皆さん!試合中にスマホや一眼レフを覗き込んでいる方がいますが、こっち(ピッチの方)を観てください!僕らはあのチームを倒さないといけないんです。手拍子だけでもお願いします!」
確かにその通り。言い訳するわけじゃないけど僕はさすがに試合中にスマホは見ない。でも今まさにスマホを見ていたので自分が叱られているようで気まずい。自然発生的に拍手が起こる。立っての応援こそしないとはいえ、ほぼ全員ユニホーム姿でそこそこ熱い人たちの集まりだからみんな共感するものがあったと思います。
ということで前半よりもやや声を出して応援した後半についにレッズが同点に追いつく。どっかん大喜び。僕の区域の人たちも当然ひとしきり喜びます。その喜びの最中に大きな声でチャントが始まる。するとさっきの熱いサポーターとは別の40代くらいの男性サポーターがこちらの区域のぬるさに腹が立ったのか、
「もっと声を出せよ、おらあ!」と怒鳴りつけてきました。
おおこわ・・。とビビっているとさらにその隣の50代くらいのおっちゃんサポーターが僕の数列前の20代くらいの女性二人組をもの凄い勢いで罵倒し始めました。叫んでる内容はわからなかったけど、まあもっと応援しろってことなんでしょう。
かなり興奮しちゃっていたので、これは止めないとやばいかなと思った時に、最初に怒鳴った男性がそのおっちゃんを止めて二人は応援に戻って行きました・・。

いや、もうほんとびっくり。自分の応援するチームのゴールシーンって最高に嬉しい瞬間じゃないですか。しかも目の前のゴールで同点弾ですよ。素直にフツーは笑顔でしょ?そんな中で怒り狂ってるってどういう心境なんだろ。周りなんか気にせずもっと自分の感情にだけ向き合ったらどうだ。そりゃあまだ勝ち越してないけど、ゴールの瞬間すら喜べなかったらサッカー観戦の一体どこで喜ぶんだろう。自分達の声援で選手を勇気づけるんだという意気込みは素晴らしい。でも義務になったらいかん。サッカーは自由で楽しいもの。僕が今日ここにきたのは遠藤を送り出したいとか、レッズを応援したいとかそういう気持ちもあるけど、まずは自分が楽しみたいから。何よりも優先したいのは自分の気持ち。自分が楽しみたいからお金を払って京都から大阪までわざわざ来てる。楽しいから応援もする。僕がレッズを支えるんだなんて思ったことは一度もないです。僕はレッズに楽しませてもらう立場。支えてなんかいない(結果的にお金を落としたらそれが支援になることはあるんだろうけど)。
そうじゃない熱いサポーターがたくさんいるのはもちろん理解しているし、彼らの迫力のある応援がスタジアムをいい雰囲気にしてるし、選手の後押しにもなっているでしょう。
でもその人たちは自分がそうしたいんですよね?やらされてるんじゃないですよね?義務感を感じてやってるんじゃないですよね?さすがに立って応援する区域に入り込んでいって座ってる人がいたら
「座るならどっか行け、ここにいるなら立って応援しろ」
ってことでいいと思うけど、試合前にしっかり区分されてるじゃないですか。明らかに座って観戦するスタイルの人、しかも若い女性を恫喝するってなんなんだ?
「俺はこんなに頑張ってるのにお前は何だ?」
ってことだと察するけど、あなたが頑張るのも、女性が座るのも自由だって思うんですよね。
ゴール直後の一番幸せな時間帯にいやーな気持ちになりました。

でも救いだったのはハーフタイムに僕らを叱咤?したサポーターの方が試合後にその女性二人組に「さっきのは気にしないで」と声をかけていたことです。あの人は僕らへの声かけも含めて本当に立派だった。
誤解のないように改めて書きますが、浦和レッズサポーター全体を批判するつもりはないです。一部のサポーターの人たちにもっとサッカーを楽しんでほしいなあと思ったので書きました。「ファン」要素がもうちょっとあってもいいんじゃないかなと。
ま、余計なお世話だと思いますが。少なくとも他の人に無理強いすることがあったらいかんでしょう。
ちなみに僕は川淵さんを尊敬してますが、自分のことをレッズサポーターとは名乗りません。レッズのファンと言ってます。

試合後に遠藤がゴール裏に挨拶に来ました。レッズサポーターからは大きな声援と遠藤のチャント。そして最後にはセレッソのサポーターからも遠藤コール。そうだよなあ。僕らは自分のチームが好きである前に、サッカーが好きなはずなんだよな。試合が終わったら相手チームを讃える気持ちがあってもいいと思う。そうしないのももちろん自由だけど。

ということで遠藤、ベルギーでも頑張ってね。

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ロシアワールドカップ準々決勝を迎えるに際し

いよいよ今日から準々決勝ですが、喪失感が激しいので気持ちを整理します。
ベルギー戦の負け方は、ドーハほどではないものの、ドイツW杯のオーストラリア戦よりもはるかに大きいショックを受けました。
悔しくてしょうがない。原口や乾のゴールシーンを見るのすら切ない。
感動をありがとうなんて気分に全然ならなくて、ただひたすら悔しい気分になるのは心が狭いのかな?
でも真っ向から打ち合ってぎりぎりの勝負だったわけだし、両チームともクリーンだったのでサッカーとしてはいい試合だったのは間違いない。
ということで今日はベルギーを応援しようと思います。
ベルギーが優勝したら、日本は優勝チームをぎりぎりまで追い詰めたということになるだろうし。
(そうなったらなったで、日本が優勝できたかもなどというしょうもない妄想をしてしまいそうだけど)
準決勝はウルグアイvsベルギーとロシアvsスウェーデン、
決勝はベルギーvsロシア!どっちが勝っても初優勝!
んー本当にそうなったらかなり熱いなあ。少し楽しくなってきたかな。

本田と岡崎の敬礼ポーズの瞬間でした。

添付写真はセネガル戦で撮った本田のゴール後の写真。ズームしてみると、本田と岡崎のおふざけ敬礼ポーズのシーンでした。
4年後はカタール。ロシアと違ってアクセスしやすいし、小さい国だから移動も楽だなあ。日本代表を信じて決勝トーナメントから参加するか・・あるいは会社を2,3週間休むか・・・。

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日本対ポーランド@ヴォルゴグラード・アレーナ

試合前にスタジアムに隣接するママエフの丘を観光しました。隣接と言っても敷地が広大なので思いの外時間がかかりました。キックオフまで1時間半になったところでスタジアムに向かいます。まあ10分くらいで着くだろうと思っていたら、たくさんのロシア人から一緒に写真撮影に誘われるので結構時間がかかる。結局30分くらいかかってスタジアムに到着。

ヴォルゴグラード・アレーナ

今日の席もセネガル戦と同じくバックスタンドの2階席です。スタジアムの裏側に回り込むと広大なヴォルガ川が見えました。モスクワで話したロシア人にヴォルガ川は川幅が1km以上あると言われて、いくらなんでもそんなに広くないだろうと思っていたら本当にそれくらいありました。本当にロシアってなんでもスケールが大きなあ。ビールと水を買って席に着くと思いっきり西日が差し込む席でした。今日のヴォルゴグラードは気温38度でとても暑いながらも、湿気は少なく日陰は結構心地よかったので一縷の望みを抱いていたけど、かなりきつい日向席だ・・・。一旦通路に戻って、他の日本人サポーターとちょっと交流していると、選手がピッチに出てきたっぽい。そろそろ席に戻ろう。席に戻ったタイミングでスタメン発表。一部マスコミが報道していた通り日本代表はなんとスタメンを6人も変更してきました。この情報をネットで知った時は、完全にガセか情報操作だと思ってました。かなり有利な状況とはいえまだグループ突破が決まっていないチームが温存策なんて取るわけがないだろうと。でも現実だった・・。

スタメン大幅変更

主力メンバーによほど疲労がたまってたんだろうか。まあその辺の本当のチーム事情は知りようがない。誰が出たって勝ってくれればいいし、本当に強いチームは代わりに出た選手が活躍するもんだ。
ということで、今日の日本のスタメンは以下の通りでした。
GK 川島
DF 酒井宏樹、吉田、槙野、長友
MF 柴崎、山口、酒井高徳、宇佐美
FW 武藤、岡崎
我がレッズから槙野がスタメンに名を連ねたのは嬉しいもののやはり6人代えるのはリスクが大きすぎるんじゃないだろうか。だいたいダブル酒井と長友がスタメンってどういう布陣よ。サイドバック3人(笑)?しかも6人代わっても不調が続いている川島は引き続きスタメン。
対するポーランド代表のスタメンは
GK FABIANSKI
DF BERESZYNSKI,GLIK,BEDNAREK,JEDRZEJCZYK
MF KRYCHOWIAK,GORALSKI,GROSICKI,ZIELINSKI,KURZAWA
FW LEWANDOWSKI
もともとレヴァンドフスキしか知らないけど、こちらも大幅にスタメンを変えてきたようだ。まあポーランドはグループリーグ敗退が決まっちゃってるのでスタメンを大きく入れ替えるのは分かるんだけど、なんで日本はこんなに変えちゃったんだろう。かなりもやもやする。

日本対ポーランド

ともあれ引き分け以上でグループリーグ突破が決まる重要な試合。ワールドカップが始まる前は1,2試合目に連敗して、望みが消えた状態を心配していた3試合目が緊張感のある試合になってよかった。グループでFIFAランキングが一番高い(8位)ポーランドが2連敗してくるとは思わなかったけど。
アンセムが流れて選手入場。国歌斉唱が終わっていよいよキックオフ!
想像がつかなかった3人のサイドバックの布陣は結局酒井高徳が中盤の前の方に位置取るようです。なんか日韓W杯トルコ戦で突如三都主をトップに据えたトルシエの迷采配が頭をよぎった。ちなみに僕はあの試合を見に行きました。試合結果は・・いや縁起が悪いので考えないようにしよう。ポーランドはやはりかなりモチベーションが低いようだ。ボールもガツガツ取りに来ないし。
日本も相手がボールを取りに来ないのでゆっくりなボール回し。お互いに集中力を欠いたミスもポロポロ出て緊張感がなくてなんかキリンカップみたいだ。それでも武藤、宇佐美、岡崎はこのチャンスにアピールすべく積極的に攻める。ただやはりチームとしての連携が乏しくセネガル戦のような決定機を作れない。決定機になる一歩手前からシュートを打つ感じ。武藤、宇佐美、岡崎、酒井高徳がそれぞれ良いシュートを打ったけど惜しいとまでは言えない。
一方でポーランドもカウンター主体でごくたまに鋭い攻撃を見せて、川島が間一髪でヘディングシュートを防ぐシーンでは初めてゴールラインテクノロジーを体感しました。こうなると今大会話題のVARも体験してみたいところ。
見どころを欠いた展開で前半は0-0で終了。もう1試合のコロンビア-セネガル戦も0-0。このままいけば日本とセネガルが決勝トーナメント進出だけど、おそらくそんなことにはならないでしょう。とにかくあまり失点する心配はなさそうなので1点取ればぽろっと失点することがあっても最悪でも引き分けで上にいけるはず。後半1点でいいから頼むよ!
今日の試合は空席が多くて、ハーフタイムに空席だった僕らの左隣にポーランドのおじさん二人組がやってきて座りました。

後半は開始早々岡崎が負傷で大迫と交代。んー、これはちょっとプランが崩れたんじゃないでしょうか。展開次第では守りを固めたり、リスクを負って攻撃したりしなきゃいけない試合なのでここで同じポジションの選手を交代するのはちょっと嫌な感じ。岡崎はそもそも負傷を抱えていてメンバー選考の当落線上にいたわけだけど、やっぱり万全じゃなかったんですね。ちょっと嫌な交代だったけど、後半は日本ペースで進んでる。というかポーランドはあきらかにやる気がない。敗退が決まっている故のモチベーションの欠如なのか、日本に遠慮してるのか分からないけど、少なくとも死に物狂いじゃない。こりゃあ1点取って終わらしてあげましょうよ。
日本が1点取ってそのまま1-0で終わり。そういう試合なんだと思いました。・・が、相手のなんでもない攻撃の時に山口が不用意なファールを与える。何度もこのブログでも書いてるけど、不用意に与えるCKやFKはゴールにつながることが多い。非常に嫌な予感がしました。そして案の定ゴール・・・。脳裏をかすめたのはやはり日韓W杯のトルコ戦。あの時は中田浩二のパスミスから与えたCKが失点に繋がった。うーんトルシエ謎采配とか、この失点の仕方とか非常にトルコ戦とかぶる。日韓W杯はあの試合で日本のW杯が終わってしまった・・・。いやいや考えちゃいけない。
このポーランドのゴールの瞬間、左隣のポーランド人が持っていたビールを投げて雄叫びをあげました。投げられたビールは2列前のロシア人カップルの女性に当たって女性はビチョビチョ。その隣にいた日本人が振り返って激しく文句を言ったんだけど、ポーランド人のおっさんは
「あ?知らねえよ。ほっとけよ」
という態度。超こわい。今まで出会った人たちは非常に友好的なサッカーファンばかりだったけど、やっぱりサッカーにはこういう輩もいるんですねえ。ゴールを取られただけでショックなのに、隣にやばい輩が来てしまって非常にネガティブな感じ。でもまあとにかく1点取ってくれればすべて変わる。隣が暴れ出したら移動できる席はいくらでもあるし。
まだ時間はたっぷりある。宇佐美に変えて乾投入。乾頼むよー。セネガル戦の再現を!
ところがどうも攻撃がかみ合わない。乾が倒されていい位置でFK!と思いきやファールを取ってもらえずポーランドのカウンター。レヴァンドフスキにラストパスが渡って、2点目を覚悟したところレヴァンドフスキのシュートはゴールの上に外れました。おお!これはまだ行ける。こういうピンチを乗り切った後はチャンスが来るものだ。・・がその期待は外れて、なかなかチャンスが来ない。それどころか槙野が判断を誤ってCKを与えたり、あわやオウンゴールというピンチも。うーん早く3人目を投入してくれ!本田、香川、原口の誰かを!
とじれていたところになんと長谷部投入。・・・長谷部??いやそりゃあ頼れるキャプテンなんだろうけど、彼に得点を求めるのか?いよいよ西野監督の迷采配が炸裂してしまったかと動揺したけど、ここから驚きのプランが実行されました。
なんと日本代表はこのまま試合を終わらせるつもりです。後ろでボール回しを展開しました。スタジアムは大ブーイング。どういうこと??このままで上にいけるわけ?後ろの日本人女性に聞いてみると、どうやらセネガルが0-1で負けているけど、勝ち点、得失点、総得点すべて日本と同じでどちらが上かわからないとのこと。うーんファールの数とか得点をした時間帯の速さとかで日本の方が上にいるんだろうか。日本代表スタッフもバカじゃないから少なくとも現時点で日本が上にいるのは間違いないんだろう。ところが前のロシア人の男の子が振り返って、スマホを見せてきてこのままだとセネガルが上だよと教えてくれた。・・確かに彼のスマホ情報ではセネガルが上にいる。どうなってるの??隣の例のおっかないポーランド人に聞いてみた。
「日本は0−1で大丈夫だ。上にいける」
とのこと。わかった。じゃあもうこれ以上点を取らないでねと伝えると、OKだと言って握手してきた。めちゃくちゃ人相も悪いけど、悪い人ではなさそうだ。ちなみに逆隣はインド人の家族。一応日本を応援してくれてるとのこと。つまらない試合になっちゃってごめんねと言うと、笑ってくれました。
ともあれなんで日本が上なのかわからないけど、セネガルが1点返しちゃったら日本が敗退なのは明らかだからこの選択はリスクがあるのは間違いない。そもそも他の試合に自分たちの運命を委ねるなんて嫌だ。僕は周りのロシア人と一緒にブーイングしました。みんなの憧れの舞台じゃないか。1分、1秒たりとも無駄にせずに全力で戦ってくれよ・・。
やるせない思いを抱える中で試合終了。終了時にはセネガルの試合がまだ終わっていないようで、日本代表の面々は喜ぶでも悲しむでもなくピッチにぼーっと突っ立ってる。1分くらいしてみんながハイタッチしているのが見えた。ブーイングが静まってきたスタジアムからもパラパラと拍手が起こる。うーん・・僕が想像していた予選リーグ突破の瞬間と全然違う。試合終了のホイッスルが鳴った瞬間に喜びが爆発すると思ってたのに。
当たり前だけどそれでも敗退するよりはマシ。敗退してたら残りの観光の予定を取りやめてすぐにでも日本に帰りたくなってたと思う。喜んだというよりはホッとして席に座っていると隣のポーランド人が「グッドラック」と言って握手を求めてきました。ビールをロシア人の女の子に浴びせた輩とは思えないほどの優しい笑顔で。ちょっとハラハラさせられたけどこの人と揉めることにならなくて良かった。そういう点でもホッとしました。

グループリーグは突破しました・・・

試合後スタジアムの通路に出ると日本代表サポーター「ウルトラス」の植田朝日さんに会ったので一緒に写真を撮ってもらいました。今日の試合の感想を聞くと「まあ・・結果オーライでしょう」とのこと。確かに過程はひどかったけど結果はオーライですね。

ママエフの丘に夕日が沈む

灼熱の太陽も沈んできてようやく涼しくなってきました。一旦ホテルに帰ってファンゾーンに入って今晩のイングランドVSベルギーを観よう。勝った方が日本の決勝トーナメント1回戦の相手なのでちょっと楽しみ。

試合後追記
物議を醸したポーランド戦について、色々考えて、人ともたくさん語ったのでちょっと考えを書こうと思います。
まずこの試合の論点は二つあると思います。一つはスタメン6人変更、もう一つは最後の10分間は勝ちにいかずに他会場の試合に運命を委ねたこと。世間ではどちらかというと二つ目が話題になっていたように感じるけど、僕が強く問題と感じたのは一つ目。
あのスタメン変更が決勝トーナメントのための温存策だったとしたら、僕はそれは良くないことだと思う。温存策でなく前の2試合の疲労を考慮するとあのスタメンが3試合目を戦うにあたってベストだと考えたのなら問題ない。なぜ温存策が良くないか。
今回のワールドカップに来てみて強く感じたのは、ワールドカップはサッカーの戦争なんかじゃなくて、世界最高のお祭りだということ。世界中の人が集まってそこで行われる試合を楽しみにしている。次の試合がどうなるかじゃなくて、今ここで行われる試合を楽しみにしている。今日のヴォルゴグラードでもロシア人、両国のサポーターだけでなく、僕が話しただけでもベトナム、インド、香港、バングラディッシュ・・世界中の人がここに集まって交流して、両チームがベストを尽くして戦うのを楽しみにしていました。なにしろ4年に1度の試合ですから。ヴォルゴグラードの人にしてみれば自分の街で観れるワールドカップなんておそらく一生に一度でしょう。
もし選手を温存したのであれば今日の試合ではベストを尽くさないってこと。引き分けでいいんだから90%で戦って、次の試合で100%の力を出せた方がいいという考えだと思う。でも、今日ヴォルゴグラードに集まった人たちは100%の試合を観たいはず。
もちろんワールドカップは選手が行うもの。選手が一番重要。チームや監督、選手の判断が最終的に尊重されるべきで、観客がどう考えようとそれに判断を左右されるべきじゃないと思う。でも観客も欠かせない存在のは間違いない。試合会場の観客が熱狂する試合だからこそ、会場に行けない人たちが世界中でテレビで観戦して、だからこそ世界で一番の熱狂的なイベントになるわけで。試合会場の観客を熱狂させるためにベストを尽くさないといかんと思う。それは勝ち負けの前の話で、その国の全力を尽くすってこと。
ワールドカップを世界一のイベントたらしめているのは、レベルの高い国が集まってベストを尽くすから。なので監督が考えるベストで戦ってほしいんですよね。僕はあのメンバーそのものに文句があるわけではないです。西野監督が考えるベストなメンバーがベンチに座っていたのだとしたら、それが嫌なのです。ポーランド戦が決勝戦だったとしてもあのメンバーで戦ったというなら文句はないです。
グループリーグの3試合目は消化試合になることがあるのも理解してます。その試合に勝とうが負けようが次の試合があるならまだ仕方ない。でも次の試合が確約もされていないのに、その試合に全力を尽くさず次の試合を見据えていたのならそれは僕はワールドカップに失礼だと思う。これは正解はない話で、好き嫌いの問題だと思う。なので色々な意見があると思うけど僕は嫌い。決まってもいない決勝トーナメントなんて見据えるなよと。とにかく目の前のポーランドを倒すことだけを考えろよと、じゃないとスタジアムの観客にも失礼だろと。少なくとも僕は乾、香川、原口がいないスタメンを見てがっかりしました。彼らの疲労がたまっていて、酒井、宇佐美、岡崎がその時点での彼らより良いコンディションだったことを願います(でも本当は温存策だったんだろうと思ってるわけですが)。まあ違うメンバーが出ても同じクオリティのサッカーができるくらいに成熟したチームだったらまた違ったんでしょうけどね。

もう一つの論点のラスト10分のパス回し。これについては会社の同僚と何度か話しましたが、サッカー経験者は「アリ」、未経験者(というか野球派)は「ナシ」という見解が多かったですね。でも僕はサッカー経験者ですが「ナシ」です。
一つ目の論点とダブるけど、やっぱりワールドカップって憧れの舞台じゃないですか。その舞台に立ちたい選手が山ほどいて、その人たちを押しのけてピッチに立ってるわけですよね。泥臭い話になるけどやっぱり1秒たりとも無駄にせず全力で戦って欲しかったですね。0-1なら必ず上に上がれるけど、0-2になってしまうと上がれないというような状況なら、あのボール回しはアリなんだけど、他会場に運命を委ねたという点で、サッカーを放棄してギャンブルしてしまったという感覚ですね。
ただ、あの時点で一番可能性が高い選択肢だった(攻めるとカウンターを食らって失点する可能性の方が高かった)なら仕方ないかなという気持ちもあります。攻めると点を取れる確率よりも失点する確率が高いメンバーだったのだとすれば、だからこそスタメンはベストメンバーにしろよとも思いますが。
あと長友がコメントしていたように思うけど、「這いつくばってでも上に行きたかった」という選手の気持ちもよく分かる。だからこの選択をした日本代表を責める気持ちにはならないです。でも好きか嫌いかと言われれば嫌い。ラスト10分も攻撃して欲しかった。これは立場の違いだと思う。僕は観客だから。サッカーで食べてるわけじゃないし。
一つ目の論点でも書いたけど一番大事なのは戦ってる選手、監督。それは間違いない。なので日本代表チームが好きなようにやればいい。でも観客である僕らは、それをなんでもかんでも受け入れなければいけないかというとそんなことはないと思う。嫌だと思えばそう言えばいい。もし今回の選択を日本の国民の大半が受け入れなかったとしたら、次の代表監督はそういう戦い方をしなくなるかもしれない。今回は比較的「日本もこういう駆け引きができる大人な国になった」という日本代表の戦い方を受け入れる声が大きかったように思うので、今後もし同じ状況が来れば同じことをする可能性は高いけど。例えばアイルランドみたいな愚直な(褒め言葉です)国なら最後まで攻めるでしょうね。これは良い悪いじゃなくて好みの問題だと思う。
だから「アリ」という人も「ナシ」という人もいて良いんだと思う。「アリ派」と「ナシ派」の人が議論を重ねてその国のサッカースタイルというものが出来上がるんでしょうね。
SNSでせっかくロシアまで観に行ったのに残念な試合だったねと友達に言われました。確かに観戦直後はそういう気持ちだったけど、今後の日本サッカーのあり方に一石を投じた重要な試合を目撃したということで消化しようと思います。

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デンマークVSフランス@ルジニキ・スタジアム

グループリーグ第3戦というのは、グループリーグ突破を決めるしびれる試合になるか、既に突破あるいは敗退が決まったチームの消化試合になるかという大きな違いが出る試合です。
最終販売でようやくチケットを買えたデンマークVSフランスは、両チームともグループで頭一つ出た存在であるがために消化試合になるリスクがかなり高かったのです。もちろんしびれる試合を観たいので、1戦目、2戦目は必死にオーストラリアやペルーを応援したものの、フランスは2勝で突破を決定、デンマークも1勝1分でほぼほぼ突破決定という残念な状況になってしまいました。
とはいえ会場は決勝戦が行われるルジニキスタジアムだし、リラックスモードとはいえ優勝候補のフランスの試合だ!日本代表の試合と違ってこちらも緊張感無く観られるのでお気楽にスタジアムに向かいました。
会場近くの世界遺産ノヴォデヴィチ修道院を参拝してから徒歩でスタジアムへ向かいます。

スタジアム近辺はデンマークとフランスのサポーターでごった返してる。明日は同じモスクワのスパルタク・スタジアムでブラジル戦があるからブラジルサポーターもちらほら見かける。僕もブラジル戦のチケットは毎朝のように早朝に起きてチケット争奪戦に参加したけど結局入手できなかったので何人かのブラジル人に明日のチケットが余ってないか声をかけてみました。
するとなんと何人かのブラジル人は、自分たちも入手できていないから今日のチケットと交換してくれる相手を探しているんだそうな。ブラジル人でさえ入手できてないのか。人気国のサポーターはつらいなあ。自国の応援が出来ないんだもんなあ。ロシアまで来てるというのに。すると見るからにダフ屋って感じのおっさんとブラジル人のおばあちゃんが目の前で交渉し始めました。コソコソと値段を伝えてる。どうやら法外な値段だったようで、おばあちゃんは泣きそうな顔であきらめてる。可哀そ過ぎる・・。このお歳で地球の裏側まで来るのはさぞかし大変だったろう(まあブラジル在住なのかは知らないけど)。現地調達に一縷の望みをかけて、今まさに目の前にチケットを持っている人がいるのに、そいつがサッカーに興味なんかなくて、はした金を得ようとするクズ野郎であるばっかりにチケットが手に入らない。なんとかならんのかこれ。僕もモスクワに滞在しているにモスクワ開催のブラジル戦が観れないのは辛いと思ってたけど、このおばあちゃんをみたらむしろ僕は遠慮しなくちゃいかんと思いました。
約4万人収容のスパルタクスタジアムじゃなくて、8万人収容のルジニキスタジアムが会場だったら需給バランスももうちょっとマシだったんだろうけど・・・。
ということで明日のチケットを探すのは止めにしてスタジアムに向かいます。フランス、デンマーク両サポーターが大声で歌いながら歩いてる。彼らは声が太いから2、3人で歌うだけでものすごい迫力になる。いやーこれぞフットボールファンの声援。日本やセネガルの応援とは一味も二味も違う。

Luzhniki Stadiumへ!

かなり早めにスタジアムに向かったのに随分遠回りをさせられたので駅から20分くらい歩いてようやくセキュリティゲートに到着。しかもかなり混んでる。列に並んでようやく僕らの順番になったと思ったら、奥さんのナップザックが制限サイズを超えてるから預けろと言われてしまいました。エカテリンブルグでは大丈夫だったのに。いやー、今から預けてもう一度並ぶのはあまりにも面倒。中に入れてるシャツを取り出して、ナップザックをくちゃくちゃに丸めて「ほら小さいでしょ」ってアピールしたら
「うーんまあいいや!」
となりました。あー良かった。
その後のセキュリティチェックもエカテリンブルグとは比べ物にならないくらい厳しい。カバンの中身もじっくりチェックされて、龍角散のど飴も「これはなんだ?」と聞かれました。もしかしてスポンサーの食べ物じゃないから没収か?とヒヤッとしたけどセーフでした。ということで厳しいチェックだったけど無事問題なく通過出来ていよいよスタジアムへ。やたらと広い敷地を歩くともう既にキックオフまで40分くらいしかない。ビールと水を買って席に向かいました。

選手たちが只今アップ中

今日の席は1階最後列のコーナー席。後ろはどこかの国のテレビ局の中継ブースになってます。席に着くと既に両チームがアップをしてます。ジルー、グリーズマン、エムバペ(ムバッペとエムバペ日本ではどちらが浸透するのかな・・)はなんとなく分かる。そうこうしてるうちにスタメン発表。グリーズマンやジルーがスタメンでほっとしたけど、残念ながらエムバペはベンチスタート。キーパーもサブ。まあ、エムバペの代わりに出るデンベレの奮起を期待しよう。デンマークは、そもそも知っている選手がシュマイケルとエリクソンしかいないので戦力を落としたのかどうか分からないけど、その二人は無事スタメンでした。
スタメンは以下の通りです。
デンマーク
GK SCHMEICHEL
DF STRYGER LARSEN,KJAER,JORGENSEN,DALSGARRD
MF CHRISTENSEN,DELANEY,ERIKSEN
FW BRAITHWAITE,CORNELIUS,SISTO

フランス
GK MANDANDA
DF L.HERNANDEZ,KIMPEMBE,VARANE,SIDIBE
MF KANTE,NZONZI,LEMAR,GRIEZMANN,DEMBELE
FW GIROUD

基本的にフランスサイドの席だけど、席の右隣はイスラエル人で3、4列前にはブラジル人が数人はしゃいでいて、左側の数席先には中国人が旗を振っている状況で、両国の戦いというよりは世界のお祭りという雰囲気。

陽気なブラジル人御一行

デンマークvsフランス!

試合開始後もお互いそれなりに攻めるものの、やっぱりいまいち迫力に欠けるので前半の早い段階からウェーブとロシアコールが流れました。数列前のブラジル人で面白い兄ちゃんがいて試合そっちのけで踊りまくってる。試合があまり締まらないもんだから観客もその兄ちゃんを見て笑ってる状態。
それでもエリクソンが惜しいチャンスを迎えたあたりからややテンポが上がってきた。エムバペの代わりに出たデンベレは奮起してキレのあるフェイントからシュート。グリーズマンも綺麗な流れからシュートを放つなど、まあ世界レベルの片りんは垣間見えました。

エリクセンのCK

前半終了間際にデンマークのコーナーキックをカットしたグリーズマンが自陣から数人をかわしてすごいスピードでカウンターを仕掛けた!速いっ!!行ける!と思ったところでファールで潰されました。しかもそのフリーキックを蹴る前に前半終了。こりゃ審判も観客を楽しませる気がないな・・・。
他会場ではペルーが先制したらしく、このままいけばデンマークは負けてもグループリーグ突破が決まる。後半はますますトーンダウン。局面局面では真剣にプレーしているもののチームとしての連動が感じられない。まあフランスは1戦目、2戦目もあまりチームとしてまとまってなかったけど。70分頃にグリーズマンがお役御免でフェキルが出場。出たくてうずうずしていたのでしょう。他の選手とやる気が見るからに違う。惜しいシュートも放ってました。そうだよなあ、チームとしては消化試合でもベンチの選手は最後になるかもしれないワールドカップの舞台だもんな。全力尽くしたくなるもんだよな。続いて残り15分くらいのところでいよいよエムバペがデンベレに代わって登場!いやあ・・良かった。15分だけでもエムバペが観られて。フェキルと違ってエムバペは本来スタメン選手だけど19歳という若さのせいか性格なのか、周りの大人たちが
「怪我しないように、まあ0−0でいきましょうや」
と暗黙の合意で時間を進めている空気を全く読まずに一人でガンガン切り込んでくれる。
わー楽しい。最初から彼が見たかったよ。残り10分はフェキルとエムバペが魅せてくれたけど残念ながらゴールは生まれず。今大会初のスコアレスドロー・・。78,000人の大観衆で埋まったルジニキスタジアムはため息とブーイングに包まれました。
うーん、まあ残念だけど仕方ない。エムバペをちょっとでも見れて良かったと思うことにしよう。
試合後はフランスやデンマークのサポーター達と写真を撮って世界のお祭り気分を満喫しました。

フランスサポーター

デンマークサポーター

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