最近は毎週サッカー観戦。街に二つのサッカーチームがあるというのは実に幸せ。

先日のラツィオ戦に引き続き今日も重要な試合。来年の欧州大会出場を狙うなら是非とも勝っておきたいフィオレンティーナ戦。

しかも相手にはトリノの元キャプテンのベロッティがいます。

ウォーミングアップから見たいのでちょっと早めにスタジアムへ。去年はトロのスタジアムはキャップを外せばペットボトル持ち込み可能だったけど今年からダメになったみたいで、入り口で炭酸水を一気飲み😭

ヴィオラにはベロッティとアルトゥールがいます

選手のアップ開始。ベロッティも無事スタメンのようだ。ついでに言うと元ユベントス(というか今もユベントス保有?)のアルトゥールもいます。この二人がパス交換してました。

セリエAを見始めて3シーズン目。だんだん歴史を感じられるようになってきたな。

選手紹介。ベロッティに対するトロのティフォージの反応が気になるところ。

https://channelfootball.love/wp-content/uploads/2024/03/240302s2.mp4
ベロッティにはブーイング

なんとブーイング。いや当たり前の反応だと思うけど、前回ASローマの一員として来た時は拍手で迎えられた記憶があるので意外だった。

試合開始。開始1分でいきなりイリッチが怪我をしてリッチー投入。リッチーは良い選手なのでこれで戦力ダウンしたとは思わないけど開始1分で怪我で交代枠を使ってしまうのは痛い。

イタリア語でよく分からないけど周囲のシーズンチケットホルダーさんたちはいきなりイラついているご様子。相手にも味方にも審判にも文句炸裂😆

しかしまあこんなに短気なのによくトロを応援できるもんだよ。ストレス溜まって仕方ないだろうねえ。

不運な交代はあったもののトロの調子は良い。主導権を握って攻めまくる。いつもより良いのはロドリゲスが戻って左がラザロじゃなくなったからな気がする。それでも右のベッラノーヴァには劣るけどバランスよく攻められてる気がする。

とは言え点を決めきれないのがトロ。これがもうある種の特徴になってる。前半は素晴らしいが点は取れない。すると後半にサクッと失点してあっけなく敗戦。これがトロのスタイル。

正直今日もそんな予感がした。でも40分あたりにザパタがゴール!

よっしゃ!いつものパターンを覆したぞ!

https://channelfootball.love/wp-content/uploads/2024/03/240302s3.mov
ザパタのゴール?

・・・が、なにやらフィオレンティーナが猛抗議。不穏な空気からVAR。こうなるともう99%ゴール取り消し確定です。

案の定取り消し。何が起こったのか分からないけどゴールは無くなりました(後でビデオで見たらザパタがDFを押してた。これは取り消されても仕方ない)。

ああ・・これでいつものパターンかなとがっかりしてたらもっと酷いことが。前半アディショナルタイムに交錯プレーでリッチーがイエロー。その直後のプレーでファールで倒されたリッチーが審判に抗議してなんと2枚目のイエローで退場。

いや・・・アディショナルタイムに2枚もイエローもらうかね。それにしても審判ももうちょっと冷静でいてほしかった。そんなにしつこい抗議じゃないし、報復的なファールとも取れたから感情が爆発するのは仕方ないじゃないか。

ちなみにファールした相手はアルトゥール笑。アルトゥールもイエローをもらってたけど、仲間とハイタッチしてました。さすがに意図的にリッチーが2枚目をもらうように挑発したとは思えないけど、「やったぜ」って感じか?

面白いことに僕の周りの常連観客は、ちょっとしたミスとか相手のファールや納得いかない判定には激しく文句を言うのに、VARのゴール取り消しや、立て続けのイエローなどの判定には文句を言わない。

これ、納得しているというよりはショックすぎて言葉も出てないという印象😅 いやースタジアムでこういう人間模様を見るのは本当に楽しいなあ。

ということで前半0-0。トロの負けパターンまっしぐらだけど、若干トロにとって不運な判定が続いたのがいつもと違うところ。発奮して逆にジンクスを変える可能性もある気がする。

後半。リッチーの穴を埋めるべくFWのサナブリアを下げてボランチのジネイティスを投入。これで得点の可能性はぐんと下がる。ユリッチの交代策は納得できないことが多いけど、まあこれは仕方ないかな・・・。

ということで後半はほとんど見るべきところがなかった。ジネイティスは結構良い。華麗な突破からベッラノーヴァのシュートのお膳立てもあった。

理由は分からないのだけど後半20分くらいでスタンドのファンが携帯の灯りを照らした。誰かに対する追悼だろうか・・。

多くのファンがスマホのライトを掲げてました(理由不明)

フィオレンティーナはとてもトロより上のチームには見えなかった。10人のトロと互角という感じ。残り10分でザパタを下げてペッレグリ。全く理解できない。ザパタやベッラノーヴァの個人の力に頼るくらいしか得点の可能性ってなかった気がするけど。

そもそもベンチに攻撃の切り札がペッレグリしかいないのも解せない。何故ラドニッチをレンタルしてしまったのか。申し訳ないけどペッレグリだったらヘトヘトに疲れていてもザパタの方が良いと思う。

幸か不幸か相手の不甲斐なさに助けられ敗戦は免れた。でも0-0というサッカー的には最低の試合。これで僕はトロの試合観戦で3試合連続無得点。

奥さんにも「よくこんなにつまらない試合に行く気になるねえ」と呆れられました。自分でも不思議だけど、それでも「次こそは」って期待しちゃうんだよね。それがサッカーの魅力。

試合中ほぼずっと怒り狂ってる常連さん達も同じだと思う。ちょっとその様子を録画したので雰囲気を感じてみてください笑

https://channelfootball.love/wp-content/uploads/2024/03/240302s5.mov
大体常時こんな感じ笑

TORINO-FIORENTINA 0-0

Ammoniti: pt 7’ Ranieri, pt 48’ Ricci, pt 49’ Arthur, st 38’ Barak

Espulsi: pt 49’ Ricci

Torino (3-4-1-2): Milinkovic Savic;
Djidji, Buongiorno, Rodriguez;
Bellanova, Linetty (st 41’ Sazonov), Ilic (pt 9’ Ricci), Masina;
Vlasic;
Sanabria (st 1’ Gineitis), Zapata (st 38’ Pellegri).
A disposizione: Gemello, Popa, Kabic, Lazaro, Okereke, Savva. Allenatore: Juric.

Fiorentina (4-2-3-1): Terracciano;
Kayode, Milenkovic, Ranieri (st 9’ Mandragora), Biraghi;
Arthur (st 1’ Maxime Lopez), Bonaventura (st 40’ Nzola);
Sottil (st 23’ Ikonè), Beltran (st 1’ Barak), Gonzalez;
Belotti.
A disposizione: Martinelli, Vannucchi, Dodò, Infantino, Faraoni, Duncan, Comuzzo, Parisi.
Allenatore: Italiano.

チケット:
Distinti Granata(東スタンド3階席)
SETTORE(ゾーン)315
Ingresso(入口)Est
Fila(列)4
Posto(席番号)26
金額 30ユーロ/席

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