TO GERMANY

結果オーライですよ
今日は仕事を定時に切り上げて、埼玉スタジアムでのワールドカップ予選のバーレーン戦を見に行きました。最近は僕の中で、レッズが大きくなり過ぎてしまった為、代表に関してけっこうクールになってしまっていて、先日の北朝鮮戦の劇的決勝弾もかなり冷静に受け止めていました。ところが、やっぱりいざスタジアムに足を運ぶとなると別ですね。
25日のイラン戦に負けて、今日の試合は絶対に勝たないといけない試合になってしまったということもあって、15時頃からそわそわしてきました。18時きっかりに会社を出ると一目散でスタジアムへ。飯田橋から南北線に乗ると、乗客の半分くらいがスタジアムに行く人でした。王子を過ぎると8割を超えていたと思います。
その電車の中でとなりのマリノスサポーターの女性の会話が聞こえてきて、びっくりしたことがありました。その人は開幕戦の磐田戦を見に行って、あの終了間際の福西の神の手ゴールによって、撃沈されてしまったのですが、試合会場では良く分からなくて家に帰ってテレビで事情が飲み込めたということです。僕も開幕戦はアルパイが鹿島の鈴木の大袈裟な演技によって退場になってしまい、家に帰ってからテレビで確認して、大激怒したので、あーこのマリサポの女性もさぞかし怒ったんだろうなと思っていると、何と
「でもまあ勝ち試合じゃなかったし、勝ち点1が取れなかっただけだから、まいっか」
と言うのです!ハッキリ言って、カルチャーショックでした。そう言えばマリノスは岡田監督も選手も審判を責めずに、自分達が点をとれなかったことを悔やんでいて、あー紳士だねーと冷ややかに思っていました。で、レッズはというとギド、エンゲルスは不満爆発、浦議の掲示板でも、鈴木と審判への怒りの書き込みがけっこうありました。どっちのチームの対応が良いとか悪いとかじゃなくて、チームのカラーだなーと思いました。小泉首相じゃないけど、いろいろあって良いんじゃないかと思います。そんなこともあって、浦和美園までの道のりはあっと言う間でした。
で駅に着くと2回目のカルチャーショックが僕を待っていました。それは今日のチケットを探しているサポーターのボードでした。「今日のチケット買います」このように書いてあったのです。これだけ書くと何が驚きか分からないと思うのですが、今日の試合のチケットはおよそ80万件の申込みがあって、いわゆるプラチナチケット状態。人気のない試合だったり、ダフ屋ならともかく、この場合は「買います」じゃなくて「譲って下さい」なんじゃないかなと思いました。んー、なんか僕は礼儀やマナーにこうるさいおっさんになってしまったのでしょうか。同じ日本国内のサッカーの試合でも、レッズと代表じゃけっこう違うのね。
試合会場に着くと選手達のウォーミングアップが終わった直後だったので、国歌斉唱には間に合いました。今日の独唱は森山良子さんでした。やっぱり代表戦は君が代を聞かなくちゃあ始まらない!
スタジアムの雰囲気もいよいよ戦闘モードになってきました。最近の代表の試合はアイドルのコンサートみたいだ、というコメントを雑誌で読んだのでちょっとなめていたのですが、なかなか迫力があるもんです。
ゴール裏はおそらくレッズサポーターの方が熱いけど、代表戦はカテゴリー1とか2とかの指定席の半分以上の人が熱く応援しているということに気がつきました。しかもJリーグと違って今日は相手のサポーターが皆無(実際はメインスタンドに20人くらいいたけど)だったので、緩衝帯もなく実に6万人もの観客が、360度埋め尽くして、ホームの雰囲気を作り出していたと思います。僕はカテ2のメインスタンドロアーのホームよりのコーナー付近(この説明でだいたいの場所が分かる人はサッカー通でしょうね)だったのですが、僕のうしろの父子もかなり熱心に代表をサポートされていました。ここで本日3回目のカルチャーショックが僕を襲いました。父子の子供は10歳くらいの男の子で、何回も何回も
「ガンバレー!ガンバレー!」
と連呼していました。僕の中の悪魔は「もう分かったから!」と少しこの子供を疎んじていたのですが、それでも子供の精一杯の声援を健気に感じる善意の自分が存在していたのも事実です。ところが、この子供のお父さんはなんと自分の子供に向かって
「選手は頑張っているんだから、そんな応援しなくていい!」
と叱り飛ばしたのです。これにはさすがに僕の中の悪魔もドン引きになりました。頑張ってるんだから頑張れと言うなだなんて、ほとんどの応援は無意味だと言っているようなもんですよねえ。父親に叱られてから、男の子はしばらく静かにしていましたが、後半10分くらいから
「大黒を出せ−」
と終了間際までずーっと連呼していました。お父さんは何故
「大黒はベンチにも入っていないから、そんな無意味な要求はやめろ!」
と言ってくれなかったのか、不思議でなりません・・・。
同じ日本で行われるサッカーの試合でもレッズと代表では色々違うところがあるんだなと感じた1日でした。日本もサッカー文化が根付き始めているのでしょう。
すっかり最後になってしまいましたが、試合はバーレーンの見事なオウンゴールで1−0で勝利!オウンゴールだろうが、ビューティフルゴールだろうが1点は1点!素直に嬉しかったです。

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