EL フライブルク戦!

初のヨーロッパリーグ観戦。チャンピオンズリーグを予選敗退したから回されたわけで喜んでいいのかどうかわからないけど、トリノに来て、セリエA、チャンピオンズリーグ、コッパ・イタリアを観てきたので、初めて観る大会という点では嬉しい。

会社から帰ってささっと夕食を食べてスタジアムへ。ユベントスのマフラーをして出かけたら、マンションの入り口で小学生くらいの兄妹が
「試合観にいくんですか?良い試合を!」
と声をかけてくれた。ユーベのファンなの?と聞くと、お兄ちゃんはトロファンとのこと。するとすかさず妹が「私インテル!」と嬉々として報告してきたので「えー!何で?」と聞くとお兄ちゃんが「ラウタロが好きだから・・」と答えたのに妹は「そうじゃないよー!!」と笑って否定。
ということで妹さんがインテルファンになった理由は不明だけどとにかくほぼ初対面で、他チームのファンなのに、子供ながらも気さくに声をかけて「いい試合を!」なんて言えるのは、さすがイタリア人のコミュニケーション力だなあと感心。

さて、試合ですが今日は何といっても堂安律。フライブルクの他の情報は全くなし。ChatGPTで警戒すべき選手を聞いた時も堂安の名前が一番にでました。堂安が1点取って、かつユベントスが勝つというのが最高の展開なのだけど果たしてどうか・・。

キックオフ30分前にスタジアム入り。既に選手がアップに出てきてました。堂安は小さくてオレンジ色の目立つスパイクを履いてるのですぐ分かった。
ん・・手前のテレビ解説者はもしや??
ローター・マテウスじゃないか!マテウスってもしかしてフライブルクでプレーしてたのかな?と思って調べたら全然でした。インテルでプレーしてたからドイツとイタリアを知ってるってことで解説してるのかな?

ローター・マテウス!!その後ろに堂安律!

いやーしかし、堂安律ですよ。トリノに住んで一年半。ついに日本人選手をこのユベントススタジアムで拝むことができました。年間チケットを買っているセリエAだけでお腹いっぱいだから他はもう来ないと言って、メッシやエムバペ率いるPSGの試合ですら観に来なかった妻も有無を言わせず連れてきてよかった(多分)。
残念ながらスタメンじゃないようだけど、後半に期待。

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なんかちょっとしまらないELのアンセム

ということでひとしきり堂安律にしみじみ感動して試合開始。初めて生で聞くELのアンセム。どうもしまらない。やっぱり最後にみんなで「チャーンピオーン!」って叫ぶ方のアンセムが良いですなあ。
今日はいつもと違って前半にユベントスがこちら側のゴールに攻める。(ということは後半堂安が出てきたらこっちに来るってことだ!)
試合は序盤からユベントスペース。ちなみに本日ユベントスはポグバが不在。理由は前日ミーティングに遅刻したから・・・。おいおい、今まで怪我で全然チームに貢献できていないという自覚は無いのか・・・。
まあそれでも代役?のミレッティが頑張ってくれてる。若手に出場チャンスが巡ってくるのは良いことなのかも。
それにしてもフライブルクはいいところが殆ど無い。こちらの先入観も影響してると思うけど、チャンピオンズリーグと比べるとやっぱり少しレベルが落ちる気がする。負けたPSGやベンフィカはもちろんだけど、マッカビハイファと比べても、やられるかもというヒリヒリ感があった気がする。

クアドラードとディ・マリア

後半も基本的にユベントスペースが続く中、コスティッチの華麗なクロスからディ・マリアのヘディングシュートが炸裂!ディ・マリアにヘディングのイメージが全くなかったので、最初誰だかわからなかった。いやーこんなことまでできるのかディ・マリア。最初から怪我なくバリバリやってくれてたら今頃CLだったかもなあ・・・なんて・・。

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ゴールしたディ・マリアをパレデスがお出迎え

はい、これでフライブルクは攻めてくるはず・・と思ったらやっぱりきました堂安律!

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堂安登場!

いやー実に不思議な感覚でした。ユベントスを応援しているんだけど、心の中では「堂安がんばれー」って叫んでる感じ。
堂安の活躍をちょっと録画しようかなとカメラを向けてたらなんとフライブルクがゴール。しかも決めたのは堂安じゃない。いや、もう全くもって堂安以外の選手は活躍しないでほしい。いやー余裕かましてビデオなんて録ってたからだろうか。すぐ録画停止。
がっかりしていたらなんとVARでゴール取り消されました。

ちなみに今日はドイツから精鋭サポーターたちがたくさん押し寄せていて、アウェイサポーターエリアのみならず、メインスタンド2階席の一部も占有してました。でドイツ人の声が何しろ大きいのでどっちがホームかわからないほどの声援。こりゃあ2ndレグは大変そうだなあ。

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堂安がこっちサイドに来た!きゃー(心の中で叫ぶ)

堂安ですが、派手な活躍は無いものの随所に見せる柔らかいボールタッチはディ・マリアを彷彿とさせる感じ。同じ左利きだし。
もうちょっとボールに絡めたらよかったけど、周りがヘタクソなのかどうか知らんけど、なかなか堂安にボールが回ってこない印象でした。
ユベントスは後半もチャンスはあったのに追加点を決めきれず1-0で終了。勝負の行方は来週の2ndレグに持ち越されました。

明日も仕事なので終了と同時に帰るべきなんだけど、しばらく残って堂安鑑賞。サポーターに挨拶して、サポーターの激励チャントをしばらく聞いてからクールダウンをしてました。クールダウンの途中で係員から、早く出ていけと催促されたので撤収。
堂安・・・ユベントスに来てくれないかなあ。もちろんトリノでもいいのだけど。そしたらすぐユニホーム買うよ。

Ottavi di Finale, Andata – UEFA Europa League
Juventus-Friburgo 1-0

Marcatore: 53′ Di Maria (J)

Juventus: Szczesny;
Danilo, Bremer, Alex Sandro (23′ Bonucci);
Cuadrado, Miretti (46′ Fagioli), Locatelli, Rabiot, Kostić (78′ Kean);
Di Maria, Vlahović (67′ Chiesa).
A disposizione: Pinsoglio, Perin, Gatti, Rugani, Soulé, Paredes, Barrenechea.
All. Allegri.

Friburgo: Flekken;
Kubler, Ginter, Lienhart (67′ Gulde);
Sildillia, Eggestein (59′ Keitel), Hofler, Gunter;
Sallai (59′ Doan), Grifo;
Höler (88′ Gregoritsch).
A disposizione: Uphoff, Atubolu, Schmid, Petersen, Wagner, Weißhaupt, Röhl, Schmidt.
All. Streich.

Arbitro: Tasos Sidiropoulos

Ammoniti: 24′ Ginter (F); 51′ Höler (F); 72′ Bremer (J); 84′ Bonucci (J)

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