中国は試合相手なのか敵なのか?

今日の中国代表はサッカーの試合相手というよりも、完全に敵だった。
北朝鮮戦の理不尽なブーイングにムカついたので今日はコテンパンにやっつけて欲しかった。久々に代表戦で熱くなって、今日の試合が楽しみだった。

19時15分試合開始。敵意剥き出しの観客でいっぱいのスタジアムで君が代がブーイングにかき消されるのかと思いきや、北朝鮮戦とは打って変わってお行儀良く静かな観客。よっぽど政府からのお達しが怖かったのか??やや肩すかしをくらいながらもキックオフ。

日本のスタメンを見るに、岡田監督は前の試合で良かった選手をスタメンで使ってきたように思う。具体的には安田、駒野、田代(前もスタメンだったけど)。で代わりにスタメン落ちしたのはあんまり良くなかった選手の播戸、山岸、水本・・。羽生は良かったと思うけど、愛弟子山瀬の復帰でスタメン落ち。
まあ、だいたい納得いくスタメンだなー。結果を出せばスタメンってのは分かりやすい。ちょっと分からなかったのは今野のCB起用。いや結果的に今野はよくやったと思うけど、何故に岩政じゃ無いのか??岩政は特別好きな選手じゃないけど、ちょと可哀想じゃない?大一番の韓国戦に温存なのかな?

試合は北朝鮮戦の立ち上がりの悪さを修正した日本代表が主導権を握って、前半15分過ぎに山瀬(元レッズ)がゴール!!弾んだこぼれ球をうまく押さえた良いシュート!さすが元レッズ山瀬。
その後ボールが前線に繋がらなくなって、中国ボールの時間帯が続いてハーフタイム。
中国のワイドな攻撃はなかなか脅威的だった。

前半から審判のジャッジがやや中国寄りだったけど、まあホームタウンデシジョンの範囲内と思ってた。
・・ところが、後半は審判のジャッジがあからさまに中国寄りに。その判定に図に乗ったのか中国代表チームのラフプレーが酷くなった。

妙に行儀が良い中国の観客にちょっとしらけてたけど、中国選手達のの荒さに熱くなったああ。こんなに代表戦で感情的になったのは久々だわ。カッカしてる中国(と僕)に対して日本代表はかなり冷静(に見えた)。
ややおとなしすぎるんじゃないかと思うくらい。途中で啓太が中国のキャプテンのちょっかいにやり返してイエローをくらったけど、これくらいはやり返さなきゃダメだと思う。試合終了後の中澤の気迫のこもった表情を見ると、他の選手も相当イライラが溜まっていたのをガマンしてたみたいだけどね。チームの為に無駄なイエローはもらえないっていう冷静さも必要だけど、度を越したプレーにはそれなりの対応が必要でしょ。安田が潰された時はもっとガツンと抗議してほしかったよ。ガットゥーゾだったらあのGK殴ってるんじゃない?

ちなみに楢崎もかなりクールでしたね。まあ頼もしくあったのと同時に都築だったら大乱闘なんだろーなーなんて苦笑いしてました。

試合結果は1-0で日本逃げ切り。中国のラフプレーばかりが目立った後半ですが、日本のサッカーはなかなか良かった。安田や田代の1対1が決まってればなあ。
サイドバックがタテだけじゃなくて、中に切り込みながら上がっていってうまく連動した良い攻撃がちょいちょい見られた気がします。

・・・安田大丈夫なのかな?

Share this:

Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です