日曜のトヨタカップ改めクラブワールドカップに行って気がついたのは、サッカーファンと呼ばれる人種には少なくとも3つの種族が存在するってこと。
それは
・特定のJリーグチームを応援していて、もっぱらそのチームの試合を見に行く土着型原住民。オラが街を愛するがあまり、よそ者と一緒に組んで戦う日本代表には冷めた視線を送る。
・地元のチームにはさらさら興味ないけども、日本という括りになると俄然帰属意識が芽生えて君が代斉唱しちゃう日本代表愛国主義者。基本的にニッポン大好きだからオリンピックの柔道とかも大好き(たぶん)。好きな言葉は尊王攘夷。
・どっちかっていうと日本が嫌いで自分の街のチームはもちろん日本代表にすら興味が無く、日々スカパーでリーガエスパニョーラとプレミアリーグをチェックする開国論者。往々にしてダイヤゴナルパスとかトレクワルティスタとかのスカパーでしか聞かないようなサッカー用語を好んで使いこなす。
もちろんトヨタカップはこの開国論者が多くてね。67000人の観客のうち35000人くらいはこの種族で、そのうち7割が試合の間中ひたすら自分の戦術論を展開してエセ解説者と化す。そして隣に座ってる彼女あるいはこれから彼女にしたい女の子にイニエスタの戦術眼がシャビよりもいかに優れているかをとうとうと語ってる。女の子はつまんなくて凍えながらも眠りに落ちそうになってることに早く気がつかないとフラれちゃうぞ!
マニアックなサッカー理論も時には必要だけど、サッカーはパッションだぜ。インテルナシオナルが得点した時にベンチの選手までがピッチになだれ込んできて喜んだ、あの感情の爆発を感じるのだ!
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