日本対ポーランド@ヴォルゴグラード・アレーナ

試合前にスタジアムに隣接するママエフの丘を観光しました。隣接と言っても敷地が広大なので思いの外時間がかかりました。キックオフまで1時間半になったところでスタジアムに向かいます。まあ10分くらいで着くだろうと思っていたら、たくさんのロシア人から一緒に写真撮影に誘われるので結構時間がかかる。結局30分くらいかかってスタジアムに到着。

ヴォルゴグラード・アレーナ

今日の席もセネガル戦と同じくバックスタンドの2階席です。スタジアムの裏側に回り込むと広大なヴォルガ川が見えました。モスクワで話したロシア人にヴォルガ川は川幅が1km以上あると言われて、いくらなんでもそんなに広くないだろうと思っていたら本当にそれくらいありました。本当にロシアってなんでもスケールが大きなあ。ビールと水を買って席に着くと思いっきり西日が差し込む席でした。今日のヴォルゴグラードは気温38度でとても暑いながらも、湿気は少なく日陰は結構心地よかったので一縷の望みを抱いていたけど、かなりきつい日向席だ・・・。一旦通路に戻って、他の日本人サポーターとちょっと交流していると、選手がピッチに出てきたっぽい。そろそろ席に戻ろう。席に戻ったタイミングでスタメン発表。一部マスコミが報道していた通り日本代表はなんとスタメンを6人も変更してきました。この情報をネットで知った時は、完全にガセか情報操作だと思ってました。かなり有利な状況とはいえまだグループ突破が決まっていないチームが温存策なんて取るわけがないだろうと。でも現実だった・・。

スタメン大幅変更

主力メンバーによほど疲労がたまってたんだろうか。まあその辺の本当のチーム事情は知りようがない。誰が出たって勝ってくれればいいし、本当に強いチームは代わりに出た選手が活躍するもんだ。
ということで、今日の日本のスタメンは以下の通りでした。
GK 川島
DF 酒井宏樹、吉田、槙野、長友
MF 柴崎、山口、酒井高徳、宇佐美
FW 武藤、岡崎
我がレッズから槙野がスタメンに名を連ねたのは嬉しいもののやはり6人代えるのはリスクが大きすぎるんじゃないだろうか。だいたいダブル酒井と長友がスタメンってどういう布陣よ。サイドバック3人(笑)?しかも6人代わっても不調が続いている川島は引き続きスタメン。
対するポーランド代表のスタメンは
GK FABIANSKI
DF BERESZYNSKI,GLIK,BEDNAREK,JEDRZEJCZYK
MF KRYCHOWIAK,GORALSKI,GROSICKI,ZIELINSKI,KURZAWA
FW LEWANDOWSKI
もともとレヴァンドフスキしか知らないけど、こちらも大幅にスタメンを変えてきたようだ。まあポーランドはグループリーグ敗退が決まっちゃってるのでスタメンを大きく入れ替えるのは分かるんだけど、なんで日本はこんなに変えちゃったんだろう。かなりもやもやする。

日本対ポーランド

ともあれ引き分け以上でグループリーグ突破が決まる重要な試合。ワールドカップが始まる前は1,2試合目に連敗して、望みが消えた状態を心配していた3試合目が緊張感のある試合になってよかった。グループでFIFAランキングが一番高い(8位)ポーランドが2連敗してくるとは思わなかったけど。
アンセムが流れて選手入場。国歌斉唱が終わっていよいよキックオフ!
想像がつかなかった3人のサイドバックの布陣は結局酒井高徳が中盤の前の方に位置取るようです。なんか日韓W杯トルコ戦で突如三都主をトップに据えたトルシエの迷采配が頭をよぎった。ちなみに僕はあの試合を見に行きました。試合結果は・・いや縁起が悪いので考えないようにしよう。ポーランドはやはりかなりモチベーションが低いようだ。ボールもガツガツ取りに来ないし。
日本も相手がボールを取りに来ないのでゆっくりなボール回し。お互いに集中力を欠いたミスもポロポロ出て緊張感がなくてなんかキリンカップみたいだ。それでも武藤、宇佐美、岡崎はこのチャンスにアピールすべく積極的に攻める。ただやはりチームとしての連携が乏しくセネガル戦のような決定機を作れない。決定機になる一歩手前からシュートを打つ感じ。武藤、宇佐美、岡崎、酒井高徳がそれぞれ良いシュートを打ったけど惜しいとまでは言えない。
一方でポーランドもカウンター主体でごくたまに鋭い攻撃を見せて、川島が間一髪でヘディングシュートを防ぐシーンでは初めてゴールラインテクノロジーを体感しました。こうなると今大会話題のVARも体験してみたいところ。
見どころを欠いた展開で前半は0-0で終了。もう1試合のコロンビア-セネガル戦も0-0。このままいけば日本とセネガルが決勝トーナメント進出だけど、おそらくそんなことにはならないでしょう。とにかくあまり失点する心配はなさそうなので1点取ればぽろっと失点することがあっても最悪でも引き分けで上にいけるはず。後半1点でいいから頼むよ!
今日の試合は空席が多くて、ハーフタイムに空席だった僕らの左隣にポーランドのおじさん二人組がやってきて座りました。

後半は開始早々岡崎が負傷で大迫と交代。んー、これはちょっとプランが崩れたんじゃないでしょうか。展開次第では守りを固めたり、リスクを負って攻撃したりしなきゃいけない試合なのでここで同じポジションの選手を交代するのはちょっと嫌な感じ。岡崎はそもそも負傷を抱えていてメンバー選考の当落線上にいたわけだけど、やっぱり万全じゃなかったんですね。ちょっと嫌な交代だったけど、後半は日本ペースで進んでる。というかポーランドはあきらかにやる気がない。敗退が決まっている故のモチベーションの欠如なのか、日本に遠慮してるのか分からないけど、少なくとも死に物狂いじゃない。こりゃあ1点取って終わらしてあげましょうよ。
日本が1点取ってそのまま1-0で終わり。そういう試合なんだと思いました。・・が、相手のなんでもない攻撃の時に山口が不用意なファールを与える。何度もこのブログでも書いてるけど、不用意に与えるCKやFKはゴールにつながることが多い。非常に嫌な予感がしました。そして案の定ゴール・・・。脳裏をかすめたのはやはり日韓W杯のトルコ戦。あの時は中田浩二のパスミスから与えたCKが失点に繋がった。うーんトルシエ謎采配とか、この失点の仕方とか非常にトルコ戦とかぶる。日韓W杯はあの試合で日本のW杯が終わってしまった・・・。いやいや考えちゃいけない。
このポーランドのゴールの瞬間、左隣のポーランド人が持っていたビールを投げて雄叫びをあげました。投げられたビールは2列前のロシア人カップルの女性に当たって女性はビチョビチョ。その隣にいた日本人が振り返って激しく文句を言ったんだけど、ポーランド人のおっさんは
「あ?知らねえよ。ほっとけよ」
という態度。超こわい。今まで出会った人たちは非常に友好的なサッカーファンばかりだったけど、やっぱりサッカーにはこういう輩もいるんですねえ。ゴールを取られただけでショックなのに、隣にやばい輩が来てしまって非常にネガティブな感じ。でもまあとにかく1点取ってくれればすべて変わる。隣が暴れ出したら移動できる席はいくらでもあるし。
まだ時間はたっぷりある。宇佐美に変えて乾投入。乾頼むよー。セネガル戦の再現を!
ところがどうも攻撃がかみ合わない。乾が倒されていい位置でFK!と思いきやファールを取ってもらえずポーランドのカウンター。レヴァンドフスキにラストパスが渡って、2点目を覚悟したところレヴァンドフスキのシュートはゴールの上に外れました。おお!これはまだ行ける。こういうピンチを乗り切った後はチャンスが来るものだ。・・がその期待は外れて、なかなかチャンスが来ない。それどころか槙野が判断を誤ってCKを与えたり、あわやオウンゴールというピンチも。うーん早く3人目を投入してくれ!本田、香川、原口の誰かを!
とじれていたところになんと長谷部投入。・・・長谷部??いやそりゃあ頼れるキャプテンなんだろうけど、彼に得点を求めるのか?いよいよ西野監督の迷采配が炸裂してしまったかと動揺したけど、ここから驚きのプランが実行されました。
なんと日本代表はこのまま試合を終わらせるつもりです。後ろでボール回しを展開しました。スタジアムは大ブーイング。どういうこと??このままで上にいけるわけ?後ろの日本人女性に聞いてみると、どうやらセネガルが0-1で負けているけど、勝ち点、得失点、総得点すべて日本と同じでどちらが上かわからないとのこと。うーんファールの数とか得点をした時間帯の速さとかで日本の方が上にいるんだろうか。日本代表スタッフもバカじゃないから少なくとも現時点で日本が上にいるのは間違いないんだろう。ところが前のロシア人の男の子が振り返って、スマホを見せてきてこのままだとセネガルが上だよと教えてくれた。・・確かに彼のスマホ情報ではセネガルが上にいる。どうなってるの??隣の例のおっかないポーランド人に聞いてみた。
「日本は0−1で大丈夫だ。上にいける」
とのこと。わかった。じゃあもうこれ以上点を取らないでねと伝えると、OKだと言って握手してきた。めちゃくちゃ人相も悪いけど、悪い人ではなさそうだ。ちなみに逆隣はインド人の家族。一応日本を応援してくれてるとのこと。つまらない試合になっちゃってごめんねと言うと、笑ってくれました。
ともあれなんで日本が上なのかわからないけど、セネガルが1点返しちゃったら日本が敗退なのは明らかだからこの選択はリスクがあるのは間違いない。そもそも他の試合に自分たちの運命を委ねるなんて嫌だ。僕は周りのロシア人と一緒にブーイングしました。みんなの憧れの舞台じゃないか。1分、1秒たりとも無駄にせずに全力で戦ってくれよ・・。
やるせない思いを抱える中で試合終了。終了時にはセネガルの試合がまだ終わっていないようで、日本代表の面々は喜ぶでも悲しむでもなくピッチにぼーっと突っ立ってる。1分くらいしてみんながハイタッチしているのが見えた。ブーイングが静まってきたスタジアムからもパラパラと拍手が起こる。うーん・・僕が想像していた予選リーグ突破の瞬間と全然違う。試合終了のホイッスルが鳴った瞬間に喜びが爆発すると思ってたのに。
当たり前だけどそれでも敗退するよりはマシ。敗退してたら残りの観光の予定を取りやめてすぐにでも日本に帰りたくなってたと思う。喜んだというよりはホッとして席に座っていると隣のポーランド人が「グッドラック」と言って握手を求めてきました。ビールをロシア人の女の子に浴びせた輩とは思えないほどの優しい笑顔で。ちょっとハラハラさせられたけどこの人と揉めることにならなくて良かった。そういう点でもホッとしました。

グループリーグは突破しました・・・

試合後スタジアムの通路に出ると日本代表サポーター「ウルトラス」の植田朝日さんに会ったので一緒に写真を撮ってもらいました。今日の試合の感想を聞くと「まあ・・結果オーライでしょう」とのこと。確かに過程はひどかったけど結果はオーライですね。

ママエフの丘に夕日が沈む

灼熱の太陽も沈んできてようやく涼しくなってきました。一旦ホテルに帰ってファンゾーンに入って今晩のイングランドVSベルギーを観よう。勝った方が日本の決勝トーナメント1回戦の相手なのでちょっと楽しみ。

試合後追記
物議を醸したポーランド戦について、色々考えて、人ともたくさん語ったのでちょっと考えを書こうと思います。
まずこの試合の論点は二つあると思います。一つはスタメン6人変更、もう一つは最後の10分間は勝ちにいかずに他会場の試合に運命を委ねたこと。世間ではどちらかというと二つ目が話題になっていたように感じるけど、僕が強く問題と感じたのは一つ目。
あのスタメン変更が決勝トーナメントのための温存策だったとしたら、僕はそれは良くないことだと思う。温存策でなく前の2試合の疲労を考慮するとあのスタメンが3試合目を戦うにあたってベストだと考えたのなら問題ない。なぜ温存策が良くないか。
今回のワールドカップに来てみて強く感じたのは、ワールドカップはサッカーの戦争なんかじゃなくて、世界最高のお祭りだということ。世界中の人が集まってそこで行われる試合を楽しみにしている。次の試合がどうなるかじゃなくて、今ここで行われる試合を楽しみにしている。今日のヴォルゴグラードでもロシア人、両国のサポーターだけでなく、僕が話しただけでもベトナム、インド、香港、バングラディッシュ・・世界中の人がここに集まって交流して、両チームがベストを尽くして戦うのを楽しみにしていました。なにしろ4年に1度の試合ですから。ヴォルゴグラードの人にしてみれば自分の街で観れるワールドカップなんておそらく一生に一度でしょう。
もし選手を温存したのであれば今日の試合ではベストを尽くさないってこと。引き分けでいいんだから90%で戦って、次の試合で100%の力を出せた方がいいという考えだと思う。でも、今日ヴォルゴグラードに集まった人たちは100%の試合を観たいはず。
もちろんワールドカップは選手が行うもの。選手が一番重要。チームや監督、選手の判断が最終的に尊重されるべきで、観客がどう考えようとそれに判断を左右されるべきじゃないと思う。でも観客も欠かせない存在のは間違いない。試合会場の観客が熱狂する試合だからこそ、会場に行けない人たちが世界中でテレビで観戦して、だからこそ世界で一番の熱狂的なイベントになるわけで。試合会場の観客を熱狂させるためにベストを尽くさないといかんと思う。それは勝ち負けの前の話で、その国の全力を尽くすってこと。
ワールドカップを世界一のイベントたらしめているのは、レベルの高い国が集まってベストを尽くすから。なので監督が考えるベストで戦ってほしいんですよね。僕はあのメンバーそのものに文句があるわけではないです。西野監督が考えるベストなメンバーがベンチに座っていたのだとしたら、それが嫌なのです。ポーランド戦が決勝戦だったとしてもあのメンバーで戦ったというなら文句はないです。
グループリーグの3試合目は消化試合になることがあるのも理解してます。その試合に勝とうが負けようが次の試合があるならまだ仕方ない。でも次の試合が確約もされていないのに、その試合に全力を尽くさず次の試合を見据えていたのならそれは僕はワールドカップに失礼だと思う。これは正解はない話で、好き嫌いの問題だと思う。なので色々な意見があると思うけど僕は嫌い。決まってもいない決勝トーナメントなんて見据えるなよと。とにかく目の前のポーランドを倒すことだけを考えろよと、じゃないとスタジアムの観客にも失礼だろと。少なくとも僕は乾、香川、原口がいないスタメンを見てがっかりしました。彼らの疲労がたまっていて、酒井、宇佐美、岡崎がその時点での彼らより良いコンディションだったことを願います(でも本当は温存策だったんだろうと思ってるわけですが)。まあ違うメンバーが出ても同じクオリティのサッカーができるくらいに成熟したチームだったらまた違ったんでしょうけどね。

もう一つの論点のラスト10分のパス回し。これについては会社の同僚と何度か話しましたが、サッカー経験者は「アリ」、未経験者(というか野球派)は「ナシ」という見解が多かったですね。でも僕はサッカー経験者ですが「ナシ」です。
一つ目の論点とダブるけど、やっぱりワールドカップって憧れの舞台じゃないですか。その舞台に立ちたい選手が山ほどいて、その人たちを押しのけてピッチに立ってるわけですよね。泥臭い話になるけどやっぱり1秒たりとも無駄にせず全力で戦って欲しかったですね。0-1なら必ず上に上がれるけど、0-2になってしまうと上がれないというような状況なら、あのボール回しはアリなんだけど、他会場に運命を委ねたという点で、サッカーを放棄してギャンブルしてしまったという感覚ですね。
ただ、あの時点で一番可能性が高い選択肢だった(攻めるとカウンターを食らって失点する可能性の方が高かった)なら仕方ないかなという気持ちもあります。攻めると点を取れる確率よりも失点する確率が高いメンバーだったのだとすれば、だからこそスタメンはベストメンバーにしろよとも思いますが。
あと長友がコメントしていたように思うけど、「這いつくばってでも上に行きたかった」という選手の気持ちもよく分かる。だからこの選択をした日本代表を責める気持ちにはならないです。でも好きか嫌いかと言われれば嫌い。ラスト10分も攻撃して欲しかった。これは立場の違いだと思う。僕は観客だから。サッカーで食べてるわけじゃないし。
一つ目の論点でも書いたけど一番大事なのは戦ってる選手、監督。それは間違いない。なので日本代表チームが好きなようにやればいい。でも観客である僕らは、それをなんでもかんでも受け入れなければいけないかというとそんなことはないと思う。嫌だと思えばそう言えばいい。もし今回の選択を日本の国民の大半が受け入れなかったとしたら、次の代表監督はそういう戦い方をしなくなるかもしれない。今回は比較的「日本もこういう駆け引きができる大人な国になった」という日本代表の戦い方を受け入れる声が大きかったように思うので、今後もし同じ状況が来れば同じことをする可能性は高いけど。例えばアイルランドみたいな愚直な(褒め言葉です)国なら最後まで攻めるでしょうね。これは良い悪いじゃなくて好みの問題だと思う。
だから「アリ」という人も「ナシ」という人もいて良いんだと思う。「アリ派」と「ナシ派」の人が議論を重ねてその国のサッカースタイルというものが出来上がるんでしょうね。
SNSでせっかくロシアまで観に行ったのに残念な試合だったねと友達に言われました。確かに観戦直後はそういう気持ちだったけど、今後の日本サッカーのあり方に一石を投じた重要な試合を目撃したということで消化しようと思います。

Share this:

デンマークVSフランス@ルジニキ・スタジアム

グループリーグ第3戦というのは、グループリーグ突破を決めるしびれる試合になるか、既に突破あるいは敗退が決まったチームの消化試合になるかという大きな違いが出る試合です。
最終販売でようやくチケットを買えたデンマークVSフランスは、両チームともグループで頭一つ出た存在であるがために消化試合になるリスクがかなり高かったのです。もちろんしびれる試合を観たいので、1戦目、2戦目は必死にオーストラリアやペルーを応援したものの、フランスは2勝で突破を決定、デンマークも1勝1分でほぼほぼ突破決定という残念な状況になってしまいました。
とはいえ会場は決勝戦が行われるルジニキスタジアムだし、リラックスモードとはいえ優勝候補のフランスの試合だ!日本代表の試合と違ってこちらも緊張感無く観られるのでお気楽にスタジアムに向かいました。
会場近くの世界遺産ノヴォデヴィチ修道院を参拝してから徒歩でスタジアムへ向かいます。

スタジアム近辺はデンマークとフランスのサポーターでごった返してる。明日は同じモスクワのスパルタク・スタジアムでブラジル戦があるからブラジルサポーターもちらほら見かける。僕もブラジル戦のチケットは毎朝のように早朝に起きてチケット争奪戦に参加したけど結局入手できなかったので何人かのブラジル人に明日のチケットが余ってないか声をかけてみました。
するとなんと何人かのブラジル人は、自分たちも入手できていないから今日のチケットと交換してくれる相手を探しているんだそうな。ブラジル人でさえ入手できてないのか。人気国のサポーターはつらいなあ。自国の応援が出来ないんだもんなあ。ロシアまで来てるというのに。すると見るからにダフ屋って感じのおっさんとブラジル人のおばあちゃんが目の前で交渉し始めました。コソコソと値段を伝えてる。どうやら法外な値段だったようで、おばあちゃんは泣きそうな顔であきらめてる。可哀そ過ぎる・・。このお歳で地球の裏側まで来るのはさぞかし大変だったろう(まあブラジル在住なのかは知らないけど)。現地調達に一縷の望みをかけて、今まさに目の前にチケットを持っている人がいるのに、そいつがサッカーに興味なんかなくて、はした金を得ようとするクズ野郎であるばっかりにチケットが手に入らない。なんとかならんのかこれ。僕もモスクワに滞在しているにモスクワ開催のブラジル戦が観れないのは辛いと思ってたけど、このおばあちゃんをみたらむしろ僕は遠慮しなくちゃいかんと思いました。
約4万人収容のスパルタクスタジアムじゃなくて、8万人収容のルジニキスタジアムが会場だったら需給バランスももうちょっとマシだったんだろうけど・・・。
ということで明日のチケットを探すのは止めにしてスタジアムに向かいます。フランス、デンマーク両サポーターが大声で歌いながら歩いてる。彼らは声が太いから2、3人で歌うだけでものすごい迫力になる。いやーこれぞフットボールファンの声援。日本やセネガルの応援とは一味も二味も違う。

Luzhniki Stadiumへ!

かなり早めにスタジアムに向かったのに随分遠回りをさせられたので駅から20分くらい歩いてようやくセキュリティゲートに到着。しかもかなり混んでる。列に並んでようやく僕らの順番になったと思ったら、奥さんのナップザックが制限サイズを超えてるから預けろと言われてしまいました。エカテリンブルグでは大丈夫だったのに。いやー、今から預けてもう一度並ぶのはあまりにも面倒。中に入れてるシャツを取り出して、ナップザックをくちゃくちゃに丸めて「ほら小さいでしょ」ってアピールしたら
「うーんまあいいや!」
となりました。あー良かった。
その後のセキュリティチェックもエカテリンブルグとは比べ物にならないくらい厳しい。カバンの中身もじっくりチェックされて、龍角散のど飴も「これはなんだ?」と聞かれました。もしかしてスポンサーの食べ物じゃないから没収か?とヒヤッとしたけどセーフでした。ということで厳しいチェックだったけど無事問題なく通過出来ていよいよスタジアムへ。やたらと広い敷地を歩くともう既にキックオフまで40分くらいしかない。ビールと水を買って席に向かいました。

選手たちが只今アップ中

今日の席は1階最後列のコーナー席。後ろはどこかの国のテレビ局の中継ブースになってます。席に着くと既に両チームがアップをしてます。ジルー、グリーズマン、エムバペ(ムバッペとエムバペ日本ではどちらが浸透するのかな・・)はなんとなく分かる。そうこうしてるうちにスタメン発表。グリーズマンやジルーがスタメンでほっとしたけど、残念ながらエムバペはベンチスタート。キーパーもサブ。まあ、エムバペの代わりに出るデンベレの奮起を期待しよう。デンマークは、そもそも知っている選手がシュマイケルとエリクソンしかいないので戦力を落としたのかどうか分からないけど、その二人は無事スタメンでした。
スタメンは以下の通りです。
デンマーク
GK SCHMEICHEL
DF STRYGER LARSEN,KJAER,JORGENSEN,DALSGARRD
MF CHRISTENSEN,DELANEY,ERIKSEN
FW BRAITHWAITE,CORNELIUS,SISTO

フランス
GK MANDANDA
DF L.HERNANDEZ,KIMPEMBE,VARANE,SIDIBE
MF KANTE,NZONZI,LEMAR,GRIEZMANN,DEMBELE
FW GIROUD

基本的にフランスサイドの席だけど、席の右隣はイスラエル人で3、4列前にはブラジル人が数人はしゃいでいて、左側の数席先には中国人が旗を振っている状況で、両国の戦いというよりは世界のお祭りという雰囲気。

陽気なブラジル人御一行
デンマークvsフランス!

試合開始後もお互いそれなりに攻めるものの、やっぱりいまいち迫力に欠けるので前半の早い段階からウェーブとロシアコールが流れました。数列前のブラジル人で面白い兄ちゃんがいて試合そっちのけで踊りまくってる。試合があまり締まらないもんだから観客もその兄ちゃんを見て笑ってる状態。
それでもエリクソンが惜しいチャンスを迎えたあたりからややテンポが上がってきた。エムバペの代わりに出たデンベレは奮起してキレのあるフェイントからシュート。グリーズマンも綺麗な流れからシュートを放つなど、まあ世界レベルの片りんは垣間見えました。

エリクセンのCK

前半終了間際にデンマークのコーナーキックをカットしたグリーズマンが自陣から数人をかわしてすごいスピードでカウンターを仕掛けた!速いっ!!行ける!と思ったところでファールで潰されました。しかもそのフリーキックを蹴る前に前半終了。こりゃ審判も観客を楽しませる気がないな・・・。
他会場ではペルーが先制したらしく、このままいけばデンマークは負けてもグループリーグ突破が決まる。後半はますますトーンダウン。局面局面では真剣にプレーしているもののチームとしての連動が感じられない。まあフランスは1戦目、2戦目もあまりチームとしてまとまってなかったけど。70分頃にグリーズマンがお役御免でフェキルが出場。出たくてうずうずしていたのでしょう。他の選手とやる気が見るからに違う。惜しいシュートも放ってました。そうだよなあ、チームとしては消化試合でもベンチの選手は最後になるかもしれないワールドカップの舞台だもんな。全力尽くしたくなるもんだよな。続いて残り15分くらいのところでいよいよエムバペがデンベレに代わって登場!いやあ・・良かった。15分だけでもエムバペが観られて。フェキルと違ってエムバペは本来スタメン選手だけど19歳という若さのせいか性格なのか、周りの大人たちが
「怪我しないように、まあ0−0でいきましょうや」
と暗黙の合意で時間を進めている空気を全く読まずに一人でガンガン切り込んでくれる。
わー楽しい。最初から彼が見たかったよ。残り10分はフェキルとエムバペが魅せてくれたけど残念ながらゴールは生まれず。今大会初のスコアレスドロー・・。78,000人の大観衆で埋まったルジニキスタジアムはため息とブーイングに包まれました。
うーん、まあ残念だけど仕方ない。エムバペをちょっとでも見れて良かったと思うことにしよう。
試合後はフランスやデンマークのサポーター達と写真を撮って世界のお祭り気分を満喫しました。

フランスサポーター
デンマークサポーター
Share this:

エカテリンブルクの空港で岡田元監督に遭遇

昨晩のセネガル戦の興奮冷めやらぬ中、モスクワに向かうべくエカテリンブルク空港に到着。シャトルバスを降りて空港の入り口を探していると、奥さんが「あ!岡田監督だ!」と指差しました。言い終わるか終わらないかのタイミングで急いで駆け寄る僕。
空港に入るセキュリティチェックで岡田さんの後ろに並んで、握手していただきました。
昨日の試合はいい試合でしたねと伝えると「ありがとう」と返してくれました。
もうすでに日本代表の監督じゃないのに、日本代表は未だに我がことのようなんでしょうね。それは僕も同じですけど(笑)
岡田監督といえば、僕の敬愛してやまないカズをワールドカップ直前で落とした監督。当時は本当に恨みました。7試合戦うことを想定するような強豪国ならともかく、日本は記念すべき初参戦だろうと。百歩譲って戦力にならないのだとしても、今まで日本サッカー界に貢献してきたカズ一人分の枠ぐらいあるだろうと。
若かった僕は憤りのあまり、記念すべき日本のワールドカップ初出場であるフランス大会をほとんど観ませんでした。でもそれから20年経って、南アフリカでの素晴らしい采配や、地球環境への取り組み、今治での挑戦、的確かつ熱い解説を通して、岡田さんは本当に尊敬できる人だと思ってました。いやあ岡田さんに会えて本当に嬉しい。
セキュリティチェックを通過して、人もまばらだったので2ショット写真も撮ってもらいました。同じウラル航空でモスクワに向かうらしく、その後もずっと空港で近くにいらっしゃったけどさすがにこの後は近寄りませんでした。
空港には城さんや都並さん、堀江貴文さんもいらっしゃいました。城さんは事務所の都合で写真は撮れないそうで、握手だけしてもらいました。
朝っぱらからラッキーだ!ありがとうエカテリンブルク。モスクワも楽しい滞在になりますように!

Share this:

日本VSセネガル@エカテリンブルク・アレーナ

2006年ドイツワールドカップ以来12年ぶり、日韓含めて通算3度目のワールドカップ現地観戦にやってきました。初戦のコロンビア戦に見事勝利して迎えた2戦目のセネガル戦。この試合に勝てばまさかの1試合を残して予選リーグ突破が決まるかもしれないという試合です。
市内のホテルを15時半頃出て、歩いてスタジアムに向かいます。途中のレストランでボルシチ、ペリメニ(ロシア風水餃子)を食べていざスタジアムへ!セキュリティチェックが厳しいので早めにスタジアム入りするようにとFIFAからお達しがあったのでキックオフ2時間前くらいに着くように向かいました。スタジアムは街の中心地から歩いて15分くらいのところにあります。スタジアムが近づくにつれてボランティアスタッフがちらほら。ハイタッチ用のでっかい手の形をした手袋(なんていうんでしょう。パーティグッズみたいなもの)で観客を迎えてる。みんな笑顔でハイタッチしていきます。ちなみにハイタッチは英語ではHIGH FIVEと言うらしく、
「ハーイ、ハイファイブ!」
と言われます。ハイタッチは和製英語なのかな?日中のエカテリンブルクの街もそうだったけど、セネガル人はあまり見かけません。ロシア人7、日本人2.8、セネガル人0.2くらいの比率かな。
10分くらい歩くとスタジアムが見えてきました。

ゴール裏のスタンドがはみ出したエカテリンブルク・アレーナ

エカテリンブルクのスタジアムは収容人数が規程に達していなかったので、特設したゴール裏のスタンドが話題になっています。とってつけたようなスタンドが骨組み丸出しで怖すぎるということで。日韓W杯の時も神戸のスタジアムのゴール裏が特設スタンドになっていたけど、こんなにとってつけた感はなかったと思います。
間近で見ると確かにはみ出てるなあ。しかも日差しがきつそうだ・・。早速敷地に入ります。FAN IDとチケットのバーコードをかざして入場。転売で買ったチケット、つまりFAN IDと名前が一致しないチケットで入場できるのか?という懸念が話題になっていましたが、おそらく入場できるものと思われます。係員は名前のチェックはしていません。技術的には名前が違っているとエラーになるという仕組みを構築するのは容易だと思いますが、そうはしていなさそうです(一部のスタジアムでチェックをしていたという情報もありましたが真偽のほどは不明。今後のワールドカップでもこの問題は付いて回ることでしょう)。もちろん、僕らは自分の名前のチケットなので、厳しいチェックだったとしても問題ないけど。

エカテリンブルク・アレーナの特設スタンド

敷地内ではグッズ売り場とかドリンク売り場が物凄い人だかり。フェイスペインティングコーナーも長蛇の列。グッズもドリンクも野球場のビール売りみたいに少量の商品を持って売り歩いているスタッフがいるので、とりあえずパンフレット(800ルーブル。1ルーブルは約1.8円)を購入。ビールは400R、水やコーラは200R。高いけどまあこんなもんでしょうね。敷地内のオーロラビジョンで、日本代表のバスがスタジアムに近づいている映像が映し出されました。もうすぐ来るんだろうか?敷地をグルーっと回って選手入り口を発見!だけど、すでに日本代表のバスは到着していて選手たちはスタジアム入りした後だったようです。ま、仕方ない。僕らもそろそろ席に着こうかねという時に奥さんが芸人のいや、芥川賞作家の又吉先生を発見。ワオ!お一人だったので握手して写真を撮らせてもらいました。やっぱり芸能人の人もたくさん来てるんだろうな。いよいよ僕らも席に行きます。入場ゲートでもう一度チケットを見せてスタジアム入場。今日の席はバックスタンド2階席。僕らのチケットはカテゴリー2なので、席割りではコーナー部分なんだけど、このスタジアムはコーナー席がほとんどないせいか、カテ1のような席でちょっと得した気分です。

バックスタンド2階席。カテ1のような席。

今回のロシアワールドカップは全スタジアムがサッカー専用。やっぱり専用スタジアムは雰囲気がいいなあ。しかもバックスタンド2階席は席の前に手すりが付いてる。ここに荷物かけたり、肘ついてのんびり観ることもできてかなり観戦しやすいです。まあそんなにのんびりするような試合にはならないだろうけど。

2階は全席手すりが付いていて見やすい。

席の右隣は僕らより少し年配の日本人ご夫婦でした。旦那さんが熱狂的なサッカーファンでツアーでいらっしゃったとのこと。非常に気さくな方でした。左隣はロシア人の親子。街中で会ったような陽気な感じではなく、寡黙な感じ。そうこうしているうちに選手のアップが始まり、スタメン発表。1試合目と同じスタメンで以下の通り。
GK 川島
DF 酒井宏樹、吉田、昌子、長友
MF 柴崎、長谷部、原口、香川、乾
FW 大迫
W杯前は誰を入れろとか、外せとか色々な思いがあったけど、ここまで来たら出た人を全力で応援する。頑張れ日本!
対するセネガルのスタメンは以下の通り。
GK N’DIAYE
DF WAGUE,SANE,KOULIBALY,SABALY
MF N’DIAYE,GUEYE,N’DIAYE
FW SARR,MANE,NIANG
ワールドカップの日本戦を観戦するサッカーファンとしてちょっともどかしいのは、当然日本代表の勝ち試合を観たい一方で、サッカーファンとして有名なチームや選手も観てみたいという気持ち。有名チームとの対戦であれば、当然勝ち試合となる確率は下がる。今回のグループリーグのチームだとコロンビアやハメス・ロドリゲス(ま、今回は勝ったわけなのでコロンビア戦を観た人は最高でしたね)。そういう意味ではセネガルは勝ち点を計算できるほど弱いわけでもないけど有名チームというわけでもない。ちゃんと知ってるのはマネくらいで、事前の予習でやっとクリバリを覚えた程度。あとは知らない選手ばかり(しかもN’DIAYEという名前の選手が3人もいる)。ま、いいんです。有名な選手をたくさんみた上で、W杯の日本の勝ち試合を観たいなんて贅沢は言いません。とにかく今日は勝ってくれ!!

試合前に両チームの応援ソングが流れます。
日本はウカスカジーというミスチル桜井さんとGAKU-MCのユニットの曲。W杯前の壮行試合ガーナ戦で無得点で敗れた後のイベントで歌って、歌ってる場合じゃないだろ的な感じになったらしい。つい最近知ったばかりでまだ1,2回しか聞いたことないけど、幸い大画面スクリーンに歌詞が映し出されるので大声で歌おう!(ちなみにこの曲は4年前のブラジル大会の時から使われてるらしい)
・・と意気込んだんだけど、桜井さんのパートは字余りだし、GAKU-MCのパートはラップだしで、全く歌えない。周りの人もそんな感じで、結局サビの「オ、オ、オ、オ、オーオオ、オー、オ、オ、オー」のところしかみんなで歌えない。うーん、なぜ応援ソングをこんなに誰も歌えない難しい曲にしちゃったんだろ・・・。サビはいいんだけどねえ。一方のセネガルの応援ソングはそもそもセネガル人が少なく、歌ってる人はほとんど見当たらない。そのかわりに、メインスタンド1階に陣取っっているセネガルサポーターが民族音楽のリズムを刻んでいて、人数は少ないのにこのリズムがスタジアムに響き渡って、なんとなくスタジアムはアフリカンな雰囲気に。
そしてついに選手入場。

試合前の演出好きです

ロシア大会の入場パフォーマンスはすごく良いですね。大会ロゴと両チームの国旗のシートを持ったスタッフがフィールドに登場して、一気にシートを広げるシーンはとても綺麗。そして入場曲もすごく盛り上がります。ウカスカジーの曲との違いを文字で表現するのは難しい(というかほとんど無理)なんだけど、例の
「オー、オ、オ、オ、オ、オーオ」ってやつです(笑)
スタジアムみんなで歌ってすごくいい雰囲気。やっぱりワールドカップは世界最大のお祭りなんだなあ。

いよいよキックオフ。序盤は一進一退。選手は2試合目だけど、僕ら夫婦にとっては初戦なのでかなり緊張(笑)。特に奥さんは初のワールドカップの日本代表の試合観戦。とりあえず序盤はとにかく失点しないように・・。という願いもむなしく前半早々に失点。再三言われているように結果的には川島のミスがあったわけだけど、近くで観れたのですが失点の瞬間はシュートがややブレたか?マネが狡猾に詰めてたのか?んー残念・・という感じでした。・・まあ、良くも悪くもまだ試合は始まったばかり。まだまだ悲観的にはならない。日本のゴールを信じて応援します。すると徐々に日本ペースに。この辺り何がどうなって日本ペースになったのか分析できるようになりたいけど、残念ながらよく分からない。とにかく日本がボールを保持します。そして迎えた30分過ぎ。
柴崎のロングパスから長友がトラップ!その後小さい選手がシュート!パサーっとゴールネットが揺れた!
スタジアム大爆発(笑)興奮の坩堝。ロシア人もとにかくゴールが見たいから大喜び。周りの日本人やロシア人とハイタッチして喜ぶ。それにしてもゴールしたのは誰だ?金髪の長友はどこにいてもわかるけど。お隣さんと多分真司(香川)ですかね?なんて話してたら、乾のアナウンス!そうか乾だったか。あの程度の茶髪だとこの距離だとよく分からないな(笑)いいぞ。色々な選手が点を取るとチームに勢いが出る。
前半は1-1で終了。いやー前半のうちによく追いついた!ハーフタイムをリラックスして過ごせるわ。
後半は日本ペースで始まる。だが、長谷部が負傷。相手の肘が入ったのか鼻血がすごい(スクリーンに映し出されてました)。んー、今長谷部を失うわけにいかない。骨折してませんように。何度かピッチを離れたけどどうやら大丈夫のようだ。その後大迫がビッグチャンス!ああ・・空振り・・・。うわあ・・今日はハンパない日じゃないのか。ここで決めたら大迫の大会になっていたでしょう。その直後に今度は大迫とのコンビネーションから乾が芸術的なシュート!惜しくもバー直撃!
ああ・・非常に嫌な雰囲気。決定機を何度も逃していると、心理的に追い詰められてしまうもの。そして相手は勢いづいてしまう。その直後にセネガルが選手交代。すると徐々にセネガルペースに。ここまでの試合を見る限り日本の方がいい試合をしてる。でもどうしてもセネガルの時間帯というのはやってくる。戦術は詳しくないけど、そういう流れみたいなものはなんとなくわかります。ここを乗り切れば勝てる。少なくとも負けはないと思った時間帯に失点・・・。ああ、もったいない。日本は何度も決定機を外して、セネガルはほんの少しの自分達の時間帯で点を取った・・。この辺が世界との差か。残り20分。これまでの日本代表の典型的な負けパターンです。惜しい、あと一歩、あれが決まってれば・・それの繰り返し。でも今日はさっきの流れが本当に良かったから、もう一度さっきまでのペースに戻せれば点は取れるかもしれない。そんな感じでまだ諦める雰囲気にはならなかった(当たり前かな)。失点直後に原口と香川を下げて本田と岡崎投入。んー本田かあ・・。さっきまでの良い流れは素早いパス回しのリズムで作り出していたような気がしたので、本田や岡崎のスピード感はちょっとリズムを崩すのでは・・とちょっと不安だったけど、心配してもしょうがない。とにかく頑張れ!
なんて心配は杞憂でした。本田と岡崎の投入直後。大迫から岡崎へ。キーパーと岡崎が潰れてこぼれ球を乾が中央へ折り返して・・待っていたのは・・ケイスケ・ホンダ!!!!
ちょうど乾の背中くらいの視線で観ていたのですが、ボールの軌道の先に本田が待ち構えているのがはっきり見えました。おおお!なぜそこにいてくれるんだ。決めてくれ頼む!一瞬の出来事だったはずなのにスローモーションに感じたなあ。ズドン!日本同点に追いついた!
再びスタジアム大爆発。1点目の時はたいしてリアクションしていなかった左隣のロシア人親子も拍手してくれてる。前後左右の人と喜びを分かち合う。前に座ってるロシア人が、
「彼(本田)はロシアでプレーしてたのを知ってるか?」
と誇らしげに聞いてきました。
「もちろんだよ!チェスカモスクワ!!」
試合中はほとんど写真は撮らないけどこの直後だけ撮りました。

本田の同点ゴール!!

帰国後この写真をズームしてみると、あの本田と岡崎のおふざけ敬礼パフォーマンスのシーンでした!

おふざけ敬礼パフォーマンスでした

いやー、本田で大丈夫か?なんて疑ってごめんなさい。よくやった。ごっつあんぽかったけど、案外難しいと思います。あそこにいることが大事だし、冷静によく決めたよ。強気な西野監督はこれで満足せず勝ちきりを狙う。確かに今日は日本の方が良い。この勢いなら勝てるかも。残り5分を切って乾に変えて宇佐美投入。んー、乾を変えちゃうのか。今日は乾良かったからなあ・・。でもわからん。さっきも本田かとがっかり(ちょっとだけですよ)してたら本田が点取ったし。宇佐美頑張れ!!
が、時間が足りずこのまま2-2で試合終了。正直言って勝てたと思う。でも2度追いついた。批判されることが多かった本田が点を取った。サッカーの試合としても最高の試合だったと思う。いやーロシアまで来て良かった。次も頼むよ!

2-2の激闘でした

当然地元ロシア人も大喜び。たくさんのロシア人が一緒に写真を撮ってくれとせがんできます。なんと警備中の警官も写真を撮ろうと言ってきました。セネガルの人ともたくさん写真を撮りました。全員弾けるような笑顔。すごくいい雰囲気。ワールドカップは間違いなく世界平和に貢献してる。ロシア人とこんなに喜びを分かち合えるイベントって他にはないですよね。

試合後のライトアップ

スタジアムに来た全員が満足してスタジアムを後にしました。みんな大興奮で街中へ歩いて帰ります。ロシアコールや日本コール。スタジアムには来ていなかったと思われる人からもハイタッチ(いやハイファイブか)されます。ロシアで人気のチョコをくれたり、幸運の象徴だと言ってお手製のてんとう虫のブローチをくれたり、もうとにかく幸せ。夏のエカテリンブルクの日没は遅く、22時を過ぎてもまだ空は少し明るい。4年に一度のお祭り。ああー最高だああ!!

Share this:

FCソウルVS浦項スティーラーズ

ソウルに旅行するということが決まって真っ先に思いついたのは、焼肉でもエステでもなくKリーグ観戦!
ソウルには日韓W杯で韓国がイタリアを破ったソウルワールドカップスタジアムがあります。
サッカー専用スタジアムなので是非一度行ってみたかったんです。
調べてみると、ちょうど旅行滞在中にFCソウルのホームゲームが開催されるとのこと。
街中から地下鉄で20分位でスタジアムの駅に着きます。

ソウルワールドカップスタジアム
駅を出ると目の前に大きなスタジアム。アクセス最高です。
今日は韓国でも「こどもの日」。そのせいもあったんだと思うけど、子連れのお客さんがたくさんいました。
雰囲気はJリーグと似てるかな。とってもアットホームな感じ。
このスタジアムにはショッピングモールや映画館も併設されてます。奥さんはサッカー観戦をパスしてショッピングモールを探索することになったので、入口で一旦分かれて一人で当日券売り場へ。
当日券は12000ウォン。約900円です。激安ですね。
本当は指定の一番良い席で観たかったんだけど、自由席しか売っていない窓口だったので諦めました。
ゴール裏もバックスタンドも1階席も2階席もカテゴリーは共通です。
花火とともにキックオフ!
やっぱりサッカースタジアムって興奮するなー。しかも久しぶりのサッカー観戦だし。
やや早足でゲートをくぐるとちょうどゴール裏の熱いサポーター集団ゾーンでした。
ど派手な花火がどかーんと上がってキックオフ。
適当な席を見つけて座ろうとしたけど、さすがにゴール裏だけあってなかなかの混雑具合。
バックスタンドに移ろうとしていたら、なんとさっそくFCソウルが先制ゴール!
キックオフの花火の煙がまだ残っているところへ、さらにゴールを祝う花火があがりました。
盛り上がるスタジアム。良いねー。ソウルを応援してるわけじゃないけどやっぱりホームチームが勝ってくれないと。
バックスタンドのかなり前のほうの席に座りました。せっかくサッカー専用なので、選手を近くに感じたいなと思ったんです。
選手同士がぶつかる音まで聞こえてくる。先入観のせいかもしれないけど、韓国のほうが日本より当たりが激しい感じがするな。
なかなかの迫力
FCソウルは先制したものの、かなり押され気味。前半はほぼ防戦一方。
ちなみに相手チームは浦項スティーラーズというチームでACLにもよく出てくるから名前くらいは知ってるんだけど、現地ではハングル語表記しかないので、相手チームが浦項スティーラーズだったということは帰ってきてから知りました(笑)
ついでに言うと、FCソウルのこともなんにも知りません。ベンチも含めて両チームとも知ってる選手は一人もいませんでした。
ただ、ソウルの監督はあのチェ・ヨンスだったそうな。これも帰って来てから知りました(笑)
100人サッカー
ということで前半は1-0で終了。
ハーフタイムにはなにやら子供がわんさか出て来て大人2,3人との試合が始まりました。
多分100人サッカーというやつでしょう。子供の日だからかな?
一つのボールをたくさんの子供達がうじゃうじゃと追いかける様はホントにカワイイ。
多分9割以上の子供がボールを一度も触らずにこのイベントを終えたことでしょう(笑)
オオオ オーオーってことなんでしょうね
後半も浦項ペース。何度か決定的なシーンを凌いだけど、ついにゴールを割られてしまう。
1-1。内容的にも浦項のほうが良いから、こりゃあ厳しいなと思っていた矢先。
FCソウルが勝ち越しゴール!
盛り上がるスタジアム。韓国は代表戦は盛り上がるけどKリーグはさっぱりって聞いてたけど、そんなことはないんじゃないかな。浦和ほどじゃないけど、結構な盛り上がり!
このまま試合終了!2-1で無事ソウルが勝ちました。
初めてのKリーグ、なかなか良い試合で良かった!
FCソウル勝ちました

Share this:

ビセンテ・カルデロン Estadio Vicente Calderón

2007年12月29日から2008年1月6日までスペイン旅行(バルセロナ/マドリッド)に行きました。
詳細は旅行記ブログCHANNELTRAVELにて公開中です。
以下はその旅行でアトレティコ・マドリードの本拠地エスタディオ・ビセンテ・カルデロンを訪れた日の日記です。

Estadio Vicente Calderón

エスタディオ・ビセンテ・カルデロン
Estadio Vicente Calderón
訪問日時:2008年1月5日(土) 11:00
オススメ度:B(取り壊しが決定しているので行くなら今のうち)
備考:UEFAのスタジアムランクでは最上級の5つ星。

友達のEからお土産でアトレティコ・マドリードのユニホームを頼まれていたので、街のお店で随分探したんだけど、アウェイのユニホームしかみつからない。マドリッドのもう一つの銀河系クラブチームのユニホームはホーム、アウェイ、3rd、おまけにキーパーユニホームまで売ってるというのに。
この現象はマンチェスターの時と同じだ。マンチェスターもユナイテッドのユニホームは街中に溢れてるけど、マンチェスター・シティのユニホームはアウェイしか街では売ってない。全世界戦略のクラブはデパートでも売るけど、地元に根ざしたクラブはスタジアム販売のみってことなのかな?
ということで、朝食後はバスに乗ってスタジアムに併設されているファンショップを目指した。もっともお土産のことは別として、ビセンテ・カルデロンには是非とも一度行ってみたかったんだよね。
エスタディオ・ビセンテ・カルデロンはかつては「デル・マンサナレス」という名前だったけど、1987年に「ビセンテ・カルデロン」になった。ビセンテ・カルデロンはかつてアトレティコの会長だった方だそうです。サンチャゴ・ベルナベウと同じ理屈ですな。
でもってUEFAの5-star ratedフットボールスタジアムに選ばれています。他の主な5つ星スタジアムはカンプ・ノウ(バルセロナ)、サンチャゴ・ベルナベウ(マドリッド)、ジュゼッペ・メアッツア(ミラノ)、ホセ・アルバラーデ(リスボン)、ドラゴン(ポルト)、オールド・トラッフォード(マンチェスター)、スタッド・ドゥ・フランス(パリ)等々。意外にもサッカーの母国はオールド・トラッフォードのみ。
僕はこのビセンテ・カルデロンを含めて5カ所訪問済み。次はぜひともジュゼッペ・メアッツアに行きたいな。
と、まあ5つ星っていうのは実は後から知ったんだけど、このスタジアムの凄いところはメインスタンドの下を道路が通ってるってこと!
なんでこんな無茶な設計にしたのか知らんけど、とにかく一度見てみたかった。
ファンショップ開店の20分前にスタジアム到着。確かにスタジアムの下を高速道路が走ってる。とりあえずスタジアムを一周してみました。メインスタンド下のトンネルも徒歩で歩けます。というかトンネルの中にスタジアムへの入口が何カ所もあります。
こんなところに出入り口作っちゃって、試合終了後に人が溢れたらかなり危険な状況なんじゃないでしょうか??道幅の狭い歩道はガードレールもなく、目と鼻の先に高速道路が走ってるので・・・。
一周してちょっと時間をつぶして11時にファンショップオープン。セールになっていた昨年シーズンモデルのホームのユニホームを無事ゲット。ついでに僕も自分用に長袖アウェイユニホーム購入!

トンネル内のプレート

Share this:

コパ・デル・レイ COPA DEL REI

2007年12月29日から2008年1月6日までスペイン旅行(バルセロナ/マドリッド)に行きました。
詳細は旅行記ブログCHANNELTRAVELにて公開中です。
以下はその旅行でカンプノウでコパデルレイの試合を観た時の日記です。

FC BARCELONA vs CD ALCOYANO

コパ・デル・レイ
COPA DEL REI
対戦カード:FC BARCELONA vs CD ALCOYANO
KICK OFF:2008年1月2日(水) 18:00
入場料:20ユーロ(TRIBUNA 1 GRADERIA)
オススメ度:A(リーガやCLなら特A)
備考:つまらないゲームでもカンプ・ノウなら1.5倍増しに輝いて見える。

16時頃市内観光からいったんホテルに引き上げて、双眼鏡とチケットを取り出してバルセロナ最後にして最大の観光へ出かけた。
そう、待ちに待ったカンプ・ノウでFCバルセロナの試合です!!
ま、バルサの試合といってもコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の1/16FINAL(4回戦)の2ndレグというぬるい感じの試合ですけどね。
しかも対戦相手は2部のアルコヤノという初耳なチーム。しかもしかも1stレグで既に3-0の差がついちゃってるもんだから、本音も建前もザ・消化試合。
とはいえ腐ってもバルサ@カンプ・ノウ。サッカーファンならずとも心躍るもんです。
ホテルから徒歩10分弱でカンプ・ノウ到着。キックオフ1時間半前。

試合前のカンプ・ノウ

今日の試合はファミリーDAYだかキッズDAYだか知らないけど、小さい子供がいる家族連れがいっぱい招待されてた。
それでいっぱい子供がいたせいだと思うけど、いたるところでチアホーンの音がけたたましく鳴り響いてる。
うむむおかしい。世界最高峰のヨーロッパサッカーを見に来たはずなのに、高校サッカーやってる国立みたいな雰囲気だ。

とりあえず意味もなく興奮しながらスタジアム一周。
自動改札のような入り口でチケットのバーコードをかざしていよいよカンプ・ノウ潜入。1階席に行くには階段を下りていきます。つまりピッチは掘り下げられているわけですね。
スタジアムの外の地面は2階席と同じくらいの高さだと思う。だから堀り下げられたメインスタンドの1階席からスタンドの上の方を見上げると外から見るよりもスタジアムが大きく感じます。

僕らの席はメインスタンド1階席のピッチに向かって左側の席。普通のスタジアムだとホームチーム側の席だと思うけど、バルセロナは逆でしたね。メインスタンドからピッチに向かって右側のコートでアップしてました。左側のコートでは招待された子供たちが記念撮影してたから、今日だけ特別にバルサが右側でアップしたのかもしれません。

アップのメンバーから推測するに、新聞の予想通りバルサはかなりメンバーを落としてる。控えらしき選手は3人しかアップしてない。それでも目の前でパス交換するデコとシウビーニョに痺れたなあ。デコめちゃくちゃトラップがキレイ。
アップが終わるとエスケーロが相手選手と肩を組んで談笑してる。元バルサのペローナって選手がいるらしいので多分彼がそうなんだろう。
「エスケーロ、お前もそろそろこっちに来いよ」
なんて誘われてたんじゃないだろうか。

アップから引き上げる選手達

17時50分頃、突然爆音の音楽が鳴り響いて選手入場。初め聞いたけどバルセロナの入場曲はめちゃめちゃ可愛らしいです。Himno del Barcaという曲らしいです。バルサ!バルサ!バールサ!ってサビがかっちょいいけど、基本的には幼稚園児が歌うマーチみたいな感じです。これから戦うぞっていう曲にはとても思えません。

手前の人はバルサの名物おじさん?

18時キックオフ

バルサの布陣は4-3-3。
GK:オイエル
DF:右からVサンチェス、プジョル、テュラム、シウビーニョ
MF:1ボランチにエジミウソン、前にデコとグジョンセン
FW:エスケーロ、ジョバンニ、ボージャン

アルコヤノは4-4-2。
メンバーは・・・よく分からず。

子供達と記念撮影

それまでなんとか持っていたお天気が、キックオフを待っていたかのように雨が降り出した。晴れ時々曇り時々雨というふざけた今朝の天気予報が残念ながら当たってしまった。試合開始2分、デコのシュートがたまたまエスケーロに渡って、エスケーロがシュートしてあっという間にゴール。あっさりバルサ先制。あっけねー。でもスゲー。いっぱいゴール見れればなんでもいいか。
試合開始から5分くらいするとだんだん雨が激しくなってきたので、自分たちの席を捨てて5列ほど後ろの雨に濡れない席に移動。こん時ばかりはガラガラの試合に感謝。

隣になったおじいちゃんがめちゃめちゃ面白い人だった。孫娘らしき中学生くらいの女の子二人と観戦していて90分騒ぎっぱなし。周りには招待された子供達がいっぱいいて託児所のようだったけど、一番騒がしかったのはこのおじいちゃん。ピンチになる度に「オヨヨヨヨ!!」って叫ぶ。
アルコヤノのユニホームが青と白の縦縞だったせいか、アルコヤノのことをデポルティーボ・ラコールニャってバカにしてた。いやあれバカにできてたのかな?おじいちゃんが一番バカっぽかったけど。

その後試合が落ち着く間もなく、10分に右サイドを切り崩したボージャンが中央のエスケーロにラストパス。これをエスケーロが難なくゴールして2-0。
隣のおじいちゃんが、ボージャンとメッシは2クラッキだぜ!ってはしゃいで話しかけてきた。子供のようなはしゃぎっぷりにこちらも楽しくなる。
それにしてもバルセロナが凄いっていうより、アルコヤノやばいんじゃないか?

ところが開始直後に連続失点した割にはひるむことなく果敢に反撃するアルコヤノ。さすがスペインだ。格上(しかもとびきりに)相手だろうがディフェンシブに戦うなんて選択肢はないらしい。もちろん初戦を0-3で落としてるわけだから今更がっちり守ってもしょうがないっていうのもあるだろうしね。

ボージャン、エスケーロ、テュラム、プジョル・・

2-0になってバルサのベスト16進出がほぼ確定して試合は完璧に消化試合に。前半終了。初めてのスペインサッカーに興奮してあっという間の45分だったけど、冷静に振り返るとそんなにレベルが高いとは思えない・・・。周りは子供達が試合そっちのけでギャーギャー騒いでるし、隣のおじいちゃんはやたらハイテンションだし(笑)。ちなみに喫煙天国のスペインは座席で喫煙してる人がいっぱいいて、非喫煙者の僕らにはちょっとつらいです。確かにカンプ・ノウでバルセロナの試合を見てるんだけど、どうも期待と違う・・・。

ジョヴァンニとボージャン
後半はさらに抑揚のない試合に。雨が激しくなって両チームともタイムアップの笛を待ってるだけのような感じ。ところが、69分にアルコヤノがPKで得点するとちょっとだけ試合が動き出す。
驚いたのは何故か隣のおじいちゃんが大喜びしてることだ。あなたバルセロニスタじゃないのか??ゴールだったら何でも良いの?さっきまでアルコヤノのことをデポルティーボって小バカにしてたのに、いつの間にか「アルコヤノー!」ってちゃんと呼んでる(笑)
バルサも少しギアを上げてボージャンが何度かチャンスを迎えるけど追加点は生まれない。このまま2-1でバルサ勝利か・・冴えないなーって思ってたらなんと!終了間際にアルコヤノが右サイドを崩してアルナウがゴール!2-2同点。どひゃあ。
当然の如く?隣のおじいちゃんは大騒ぎ。二人の孫娘(らしき女の子)はあきれて「おじいちゃん静かにしてよー」って雰囲気。
アルコヤノが善戦したのかバルサが不甲斐ないのか・・・。まあ後者だろうなあ。率直に言ってそんなに凄いサッカーだとは思わなかったよ。まあメンバーも落としてるし、大雨だったからしょうがないけどね。

この試合で僕は「カンプ・ノウでバルサの試合を見たぞ!」って胸を張れるんだろうか?無理だよねえ。

試合終了後、Maria Cristina駅前のエル・コルテ・イングレスとリージャで少し買い物。
リージャでバルサのアウェイユニホーム(水色)とカタルーニャ選抜のユニホームのどちらを買おうか散々迷った末、カタルーニャ選抜のユニホーム(60ユーロ)を購入。心情的にはバルサのユニホームを買いたかったけど、バルサくらいのビッグクラブだと日本で買うほうが安い可能性が大だったので、日本では入手困難なカタルーニャ選抜にしました。
練習や試合前のアップの時にバルサの選手が来ていた鮮やかで明るい水色のジャージがとっても思い出に残ってるから、やっぱりバルサの水色にして置けばよかったってちょっと後悔してます。カタルーニャ選抜は・・・全く思い入れなし。

以下はバルセロナの公式サイトより試合後の選手コメント抜粋

【オイエル・オラサバル】
「今日は自分にとってはトップチームの公式戦デビューだった。とても楽しめたよ。特にスタジアムに登場する時は感動だったね。そして、自分の名前が一番にコールされた時は本当にしびれたよ。前半はしっかりと試合をコントロールすることが出来たけど、後半はプレッシングが足りなかった。バルサには世界最高の選手が揃っている。努力を続けていけば必ず全てのタイトルを手にすることが出来るはずだよ」
【サンティ・エスケーロ】
「僕等は良い形で試合をスタートさせたけど、アルコヤーノが徐々に巻き返して来たね。でも、ベスト16に進む為の攻防は、既に第1戦で大勢は決していたと思う。今日の試合に関しては、掴んだチャンスを何度も外していたら、自分の首を絞めることに繋がり得るということ。多くのゴールチャンスを掴んだけど、そこで試合を決め切ることが出来なかった。アルコヤーノはそんな展開を活かして、最後には同点に追いついた。個人的にはとても満足しているよ。今シーズンは殆どプレー出来ていない状態だった。でも、こうしてチームの為に貢献出来ることは本当に嬉しいことだよ。FWにとっては特にゴールは重要だ。もっと決めたいね」
【ビクトル・サンチェス】
「最初は緊張したけど、試合が始まったら全てを忘れていたよ。それに、選手皆が僕を助けてくれたしね。このピッチにまた戻ってこられるよう、努力を続けたい。引き分け?今日最も重要なのは、チームがベスト16に進んだということだよ」
【マルク・バリエンテ】
「なんだか変な試合だったね。試合開始から正面切って両チームがぶつかり合ったね。だけど、僕等のベスト16進出へ向けては、何ら脅かされることはなかった。トップチームに招集されるということは、それだけで誇りだ。でも、プレーすれば、それは尚更のこと。今僕はバルサBを3部に昇格させる為に集中している。でも、またトップチームでプレーする機会があれば最高だね」
【ホセ・エジミウソン】
「今日はとても満足しているよ。長い時間戦線を離れていたわけだし、今日は何の痛みもなかった。調子も良かったしね。チームを離れていた時は、ただもう一度プレーすることだけを考えてやってきた。もう今は準備が出来ている。チームが勝ち点を積み重ね、そしてタイトルを手にする為に貢献したい。このチームには十分な力と才能がある。あとは良い結果をしっかりと掴み取って行くだけだ」
→エジミウソンめちゃめちゃ効いてました。ディフェンスが奪ったボールのほとんどがエジミウソンを経由して前線に送られる感じ。多分エジミウソンを見たのは初めてだったけど、今日の試合一番の収穫。

試合記録
1/16 COPA DEL REI TORNADA
02 DE GENER 18:00
ESTADI CAMP NOU:30,504
FC BARCELONA 2 2-0 2 CD ALCOYANO
0-2
28 Oier Olazábal 1 Maestro
30 Víctor Sánchez 2 Barrena
→26Marc Crosas,m.60′ 3 Carrion
5 Carles Puyol 5 Garrido
21 Lilian Thuram 6 Iturralde
→31Marc Valiente,m.46′ 7 Sergio Mora
16 Sylvinho 8 Perona
15 Edmilson 12 Moiña
20 Deco →15 Arnau,87′
7 Gudjohnsen 16 Diego Jimenez
27 Bojan Krkic →10 Felix Prieto,39′
17 Giovani Dos Santos 21 Barselleta
18 Santiago Ezquerro →19 Burgueña,60′
22 Tasio
substitutes substitutes
1 Valdes 13 Emilio
22 Abidal 17 Luis Domenech
6 Xavi 20 Limones
Goles Goles
1-0 Ezquerro(‘2) 2-1 Perona(’69/PK)
2-0 Ezquerro(’10) 2-2 Arnau(’89)
Share this:

バルサ!バルサ!バルサ!

2007年12月29日から2008年1月6日までスペイン旅行(バルセロナ/マドリッド)に行きました。
詳細は旅行記ブログCHANNELTRAVELにて公開中です。
以下はその旅行でFCバルセロナの練習場で紅白戦を観た時の日記です。

ロナウジーニョ

FCバルセロナ練習場
Masia
訪問日時:2007年12月31日(月) 10:40
入場料:なし
備考:練習時間は午前中が多いらしい。運ですね。

さくっとチケットだけ買うつもりが1時間半も滞在してしまったカンプ・ノウを後にしていざグエル公園へ向かうべく来た道を引き返す。
坂道を少し登ったところでカンプ・ノウに併設されている練習場に人だかりが見えた。
もしかして練習が始まってるのかな?あの金網の向こうにバルサの面々がいるのか??
さっきザンブロッタの車を発見した時と同じかそれ以上の勢いでダッシュ。(奥さんは置いてけぼり)
いました、いました。わんさかと豪華メンバーが。
軽くウォーミングアップした後にパス回しが始まった。
グランドの片隅ではメッシがリハビリしてる!
(実は僕はメッシに気づかなかった・・・。後で奥さんにはじっこにいたのメッシだよって言われて気づいたんですが・・。)
デコやプジョルがすぐそばに。ロナウジーニョもエトーもいるぞ。シャビやイニエスタもお忘れなく!

ケガでしょぼくれてるメッシ
しばらくだらだらとパス回しをしていたので、そろそろ今度こそ本当にグエル公園に向かおうと思ったら、なんと紅白戦が始まった。
紅白戦を公開してくれるのか!さすがバルセロナ。練習見られたって強いモンは強い。隠す必要なんて無いのね。
ビブスなし組とビブス組に分かれた紅白戦。
スタメン組と控え組なんだろうけどどっちもスゲエ。
メンバーをチェックするとなぜか12人対12人のような気がした。
確認できたのは
ビブス無し組
GKビクトール・バルデス(よく見えなかったけど多分)
シウビーニョ
プジョル
マルケス
ザンブロッタ
シャビ
エジミウソン
グジョンセン
デコ
ロナウジーニョ
エスケーロ
エトー
ビブス組
GKオイエル
テュラム
アビダル
V・サンチェス(多分)
クロサス(多分)
オレゲール(多分)
名前わからない人
トゥーレ・ヤヤ
イニエスタ
ジョバンニ・ドス・サントス
ボージャン
コーチ(ジャージ姿のおっちゃん)
・・・んー、やっぱ12人だよなあ。気がつかない間に交代してたんだろうか?
興奮のあまりフォーメーションとかはよく分からず・・。
アンリ、メッシはケガで不参加だけど、ミリートもいなかったと思う。
ビブス組のよく分からなかった人がミリートだったんだろうか?
紅白戦は0-0で終了。
左からテュラム、トゥーレ、エトー、ロニー
15分ハーフの紅白戦が終わったところで11時30分。
さすがにそろそろグエル公園に向かわなくては。
なんとなくクールダウンっぽくなってきたからここでお暇しました。
練習を見ていたファンは最初は40人くらいだったけど最終的には100人弱くらいだったかな。
一番人気だったのはボージャン。その次がジョバンニ。
中学生くらいの女の子達がずーっと呼びかけてた。
「ボー、ボー、ボー、ボージャン!!」
って。
一回ボージャンが照れながら女の子に手を振って応えてたのが、かわいらしかった。
17歳で一気に人気者になって自分を見失わないのは大変だろうなあ。
これからもすくすく育ってくれることを期待します。
気が向いたらレッズに来てね。
ファンに手を振って応えるボージャン

Share this:

カンプ・ノウ Camp Nou

2007年12月29日から2008年1月6日までスペイン旅行(バルセロナ/マドリッド)に行きました。
詳細は旅行記ブログCHANNELTRAVELにて公開中です。
以下はその旅行でFCバルセロナの本拠地カンプ・ノウを訪れた日の日記です。

Camp Nou

カンプ・ノウ
Camp Nou
訪問日時:2007年12月31日(月) 09:20
入場料:
MUSEU FCBミュージアム8.5ユーロ
TOUR ESTADIスタジアムツアー13ユーロ
備考:いわずと知れたFCバルセロナの本拠地

今日は大晦日だけれども月曜日ということで、昨日よりも街に活気がある。
ヨーロッパはあんまり年末年始っていう雰囲気がないねえ。
さすがに元旦は祝日だけど、12月31日も1月2日も至って平日なムード。
今日はできるだけ早く起きてグエル公園に行く予定だったけど、さすがに前日の疲れもあって、ホテルを出たのが9時過ぎ(それでも早いか)。
1月2日のFCバルセロナの試合のチケットは前売りだと9時以降にしか売り出さないので当日購入する予定だった。(常に8時30分前にはホテルを出てアクティブに行動する予定だったので)
だけどもいきなり思いのほか出発が遅れてしまってチケット売り出し時間になっていたから、さくっと試合のチケットだけ買ってからグエル公園に行こうってことになった。幸いホテルからカンプ・ノウまで徒歩で10分くらいだし。
ホテルを出てディアゴナル通りを少し歩いて左に曲がる。
ゆるやかなくだり坂をてくてく行くと、なにやらでっかい建物が見える。
おお、あれこそが聖地カンプ・ノウ!
なんていう感動は実はあんまりなくて・・・。
「ん?もしかしてあのちょっと大きい建物がアレか?」
そんな感じ。間近に立ってみて
ああ、やっぱりカンプ・ノウでしたね、ちゃんちゃん。みたいな感じ。
とりあえず周辺をぐるっと回ろうかと歩き始めると、200m程先に10人ほどの人だかりが。直感的に選手の入り待ちだと分かったけど、そんなにタイミング良く選手が来るとも思えないし、根気強く待つ程時間も余ってないのでスルーしようとしたら、1台の車が止まって人だかりが車に群がった。
選手か??思うよりも先に体が動き出す。ダッシュで車に近寄るとななんと、ザンブロッタがファンと談笑してる。
ス、スゲエぞバルセロナ。この街はザンブロッタと簡単に話せるのか。
僕も何かしゃべらなければ。イタリア語イタリア語・・・。
必死に頭を働かせても出てきた言葉は
「Era tutto buonissimo」だけ。
意味は「とても美味しかったです」。
・・・。
もちろん結局何も話せずじまい。

カンプノウ入りするザンブロッタ
でも、こんなに近い距離で選手がファンと触れ合ってくれるんだって分かって、その後しばらく選手の入り待ちに僕も参加。
途中で入り待ち仲間のブラジル人のおっちゃんといろいろサッカー談義。
やっぱり日本人はナカタが有名だった。
カズは知らないの?って聞くと、もちろん知ってるって!
フロントラインの選手だろ?みたいなこと言ってた。
(その程度の知識しかないのかってちょっと残念だったけど)
やっぱりブラジル人はカズのことは
「カズー」って呼ぶのね。ブラジルでは「カズー」って呼ばれてたんだよね。
僕はこの「カズー」っていうイントネーションが大好きだ。
なんか日系3世みたいでしょ。助っ人外人風だし。
カズがブラジルから日本に帰って来た時は、テレビのアナウンサーも「カズー」って伸ばしてた気がする。
とにかくホンモノのブラジル人が「カズー」って言ってるのが凄く嬉しかったな。やっぱりブラジルではカズはカズーなんだと。カンプ・ノウでブラジル人とカズの話。すごいすごい。
その後このブラジル人のおっちゃんが何故か
「ポルトガル語で知ってる言葉はあるか?」
というからすかさず
「Esta muito gostoso(とても美味しいです。)」
と返したら大爆笑。とにかく僕は世界中の言葉でこのセリフを言えるようになりたい。
今のところ英語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語は大丈夫。
「やっぱり食事の言葉を覚えるよねー。オブリガードとかは知らない?」
「ああもちろん知ってるけど・・。バカリャウ(タラ)も知ってるよ」
っていうとまた爆笑してくれた。
ホントこの言葉でレストラン以外でも色んな人と一気に仲良しになれますよ。オススメ。
そんな話をしている間にも僕らが待ってる7番ゲートには続々と選手の車がやってくる。イニエスタ、シャビ、グジョンセン、エジミウソン、デコ・・・。
だけどもみんな素通り。せいぜいデコがにこっと笑って手を上げてくれたくらいか。
ザンブロッタが特別だったのねえ。
その後もあんまり選手が止まってくれるのは期待できないし、待ち始めてから30分近く経っていたので、そろそろチケット買いに行こうってことでチケット売り場を目指す。
ところがなんかおかしい。どこの窓口も開いてない。地球の歩き方によれば9時にはチケット売り出してるはずなのに。まあもうバルセロナ滞在3日目ですからね。ガイドブックに書かれている営業時間と違っていてもびっくりしません。ぶらぶらしてるうちにさっきまで入り待ちしていた7番ゲートのそばのゲート(確か9番だったかな?)が開いて、チケット売り場に行けた。多分10時オープンだったんだな。
スタジアムツアーやミュージアムのチケットを買う人に混じって、1月2日のコパ・デル・レイの試合チケットを購入。試合のチケットは10人くらいしか並んでなかったけど20分以上待った。まあ・・・これも、もう慣れっこです。
TRIBUNA(メインスタンド)
1 GRADERIA(1階席)で20ユーロ。しょっぱい試合だから凄く安い。
席は
BOCA(ブロック)103
FILA(列)0006(実際は1列目の前にアルファベットの列があるので15列目くらい)
SEIENT(座席番号)0011,0013
でした。
チケット売り場
ホントはミュージアムとかスタジアムツアーも行ってみたかったけど、試合を見るからその時にじくり見ればいいかってことでツアーは止め。
ちらっとファンショップだけ覗いてみた。
ファンショップはさすがに世界のビッグクラブFCバルセロナだけあってかなり大きいけど、同じNIKEのユベントスとかインテルのユニホームも売ってて、なんだか節操がない感じ。さすがにアトレチコ・マドリードは同じNIKEでも売ってなかったけどね。
さらっと店内を回ってからいざグエル公園へ!
・・・向かうはずだったんだけども、またしてもアクシデント(嬉しい)が・・・。
つづく

Share this:

FIORENTINA!!

2006年12月29日から2007年1月4日までイタリアのフィレンツェに旅行に行きました。
詳細は旅行記ブログCHANNELTRAVELにて公開中です。
以下はその旅行で帰りのフィレンツェ空港にてフィオレンティーナ一行に遭遇した日の日記です。
最終日のギリギリまで観光して10時30分頃ホテルをチェックアウト。(連日高い塔に登って)疲労困憊だったしトランクもあったので、サンタトリニタ広場からタクシーで空港に行くことにした。ガイドブックでは街〜空港は20〜30ユーロとのことだったけどわずか13.7ユーロで到着。

ルカ・トニでかい!
空港に着いていよいよフィレンツェの街ともサヨナラだなーって思ってると最後にどでかいプレゼントが待ってました!空港のラウンジからなんとフィオレンティーナ(フィレンツェのサッカーチーム)ご一行様が出てきたのだ!全員チームのジャージを着ているからフィオレンティーナの選手あるいはコーチであることは間違いないんだけど、ヴィオラ(フィオレンティーナの愛称)の選手をほとんど知らない僕は最初はただ漠然とビデオカメラを回すだけだった。ところが超大物登場でボルテージは一気に最高潮に。ヴィオラ一番の人気選手イタリア代表ルカ・トニ登場!!おおお本物のトニだー。・・・でけええええ。
周りにあんまり人がいなかったので握手、写真、サインのLuca Toniフルコース3点セットをおいしくいただけた。サインしてもらった時に「グラッツェ!」ってお礼をいったら「プレーゴ!(どういたしまして)」って気さくに返事してくれてね、もーそりゃー感動ですよ。
トニの興奮が一段落して落ち着いて周りを見渡すと中田ヒデと仲が悪かったプランデッリ監督やキーパーのフレイも発見。ムトウやヨルゲンセンはいなかったから、オフのバカンスから直接合流したのかな?ヴィオラご一行の行き先はバルセロナ。後日調べてみたところ、どうやら合宿に向かうところだったようです。
ちなみに日本に帰ってきてトニに会った自慢話を色んな人に話したけどもイマイチ反応が薄い。やっぱりトッティやデルピエロと比べるとネームバリューが一段落ちるみたい。ちょっと悔しいのでいかにルカ・トニがいかに凄いか補足を・・・。
Luca Toni
イタリア代表FW
2005-2006年シーズンセリエA得点王(31得点)
2006年ドイツワールドカップ6試合に背番号9を背負って出場しウクライナ戦で2得点。決勝にもフル出場。
どうですか?凄い選手でしょ。もうこの人僕の親友です(笑)。
最後の最後でこんな演出が待ってるなんて、憎いぜフィレンツェ!おかげでダヴィデもドゥオーモも霞んじゃったよ(笑)

Share this: