埼スタに人種差別を想起させる「JAPANESE ONLY」という横断幕が掲げられた問題で、浦和レッズは前節のホーム試合で無観客試合という制裁を課されました。
さらに、当面の横断幕やフラッグの応援禁止、主力サポーターグループの解散をクラブが自主的に決めました。
浦和レッズと言えば、熱狂的なサポーターが代名詞なのにどうなってしまうんでしょう。数少ない愚か者のしたことの代償はかなり大きくなってしまいました。
ただ、問題を起こした人は数人でも、そういう問題を引き起こすような土壌がレッズのゴール裏で出来上がっていたのかもしれません。
クラブもそれを見過ごしていたのかもしれません。
ということでサポーターを含めて浦和レッズ全体が痛みを被るのは仕方ないのかもしれませんね。
いったんはしゃがみ込むことになるかもしれないけど、新たな飛躍を遂げてくれることを望みます。
ということで、今日は無観客試合開けの初ゲーム。神戸戦。危うく土曜出勤になりそうだったけど、無事回避出来たので観戦してきました。
今回初めて知ったんだけど神戸の試合は、ホームページから席を選びながら買えるんですね。
試合2日前なのに前からバックスタンド4列目の良い席を確保出来ました。
キックオフ40分前に席につきました。めちゃくちゃ良い席!アップしている選手の表情までよく見えます。
最近はとにかく安い席で観戦してたけど、やっぱりこういう迫力のある席のほうが良いな。
レッズのゴール裏は当然横断幕無し。コールリーダーはいるんでしょうか?URAWA BOYSも解散したとのことですが、何も試合に来ちゃダメってことは無いだろうからコールリーダーは続けるのかな?
その辺はよく分からなかったけど、拡声器の声が聞こえて来なかったからコールのとりまとめはしないのかなあ。
太鼓も無しのようです。その分、いつもより迫力がありません。神戸のスタジアムで初めてレッズの応援よりも神戸の応援のほうが迫力があると思っちゃいました。
あたり前だけど、神戸はフラッグも太鼓もガンガンです。
そんな感じで試合以外のゴタゴタが色々あったわけだけど、肝心なのは試合です。
今日の相手の神戸の両サイドバックは高橋峻希と相馬の元レッズコンビ。
高橋峻希は原口元気の1コ上らしいんだけど、元気がツイッターで「ズタズタにしてやる」って挑発していたようですね。
楽しみです。
15時キックオフ。
ホントに凄い迫力だ。スタンドの上のほうで見るのとでは違うスポーツに感じるくらい。やっぱりサッカー専用競技場って良いなあ。
槙野の声もはっきり聞こえます。
試合はやや神戸ペースで進みました。レッズは中盤で負けていたような気がします。腰痛の柏木不在が響いたか。
神戸はチョンウヨンとシンプリシオが目立ってます。
レッズはたまにサイドから仕掛けるけど、原口に挑発された高橋峻希が頑張っちゃってます。
元気は一度、峻希からボールを奪ったけど、ズタズタにはできませんでした。
あんまりいい流れじゃないなあと思っていたところへ、槙野、宇賀神から梅崎へ繋がってレッズのゴール!先制!
よっしゃ!ガッツポーズをして立ち上がりかけたけど、僕等の周りは神戸サポーターばかりだったので、控えめに喜びました。
アウェイって辛いなあ・・・。
後半に入るとますます神戸ペース。それでもバーに助けられたりしてなんとか踏みとどまっていたけど、森脇の軽率なプレーで失点。その後啓太の同じような軽率なプレーで逆転されてしまいました。
劣勢の試合展開でこんな失点を二つもしてたら勝てるわけない。絶望的な中で李、関根、山田直輝という是非とも見たかった3人が交代出場。
期待が高まったけど、3人とも効果的な働きは出来ずに、ロスタイムにカウンタ−を食らって1-3でジエンド。
神戸はペドロ・ジュニオール2得点、マルキーニョス1得点。中盤はシンプリシオとチョン・ウヨンが大活躍。
つまり外国人助っ人ってことですよ。なんでレッズは外人がいないんでしょ。
JAPANESE ONLYですか?・・いや今はシャレにならないか。
それにしても僕たちが見に行く試合は本当に勝てないなあ。今日こそはって思ったのに。
がっかりしょぼくれながら三宮で神戸牛(激ウマ)を食べて帰りました。
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