すっかり桜も散ってしまいましたが、今日は大阪からの桜を散らしに駒場に向かいました。先週ようやくリーグ戦今季初勝利を上げたレッズは、優勝する為にはここから連勝街道を突っ走らなくてはなりません。天気もおだやかで芝の匂いが席まで香ってくる、とてものどかな休日の午後。あとはレッズが勝ってくれたら、文句無しの一日です。
・・・ところが。僕がプロサッカーというものを見始めて10年以上の月日が流れましたが、こんなにもレベルが低い試合は見たことがない程ひどい試合でした。戦術的に言えば、くさびを入れてそれを落として展開するようなパス回しは一切無く、ボランチの長谷部は常にゴールに背を向けた状態でボールをもらうので、前を向くのに時間がかかってしまい、ひどい時にはそこでボールをとられてしまう。他の選手も動き出しが極端に少なく、スペースを作る動きはほぼ皆無。それどころか、動いてもらうことすらせずに、常に足下にボールを要求している感じでした。それ以上に問題なのは気持ちの問題だと思う。集中力を欠いたプレーがかなり目について単純なパスミスがとても多かった。パスが3本以上つながらないような印象でした。
桜散る
