5節を終えてなんとトリノは首位!6節途中の状況でも1試合消化が多いユベントスが上にいるだけ。
ちなみに好成績なだけでなく試合内容も攻撃的で良い。監督が変わるとこうも変わるのか。もちろん選手もある程度変わったけど、むしろ戦力的にはダウンの方が大きいように思う。ブオンジョルノの代わりにココ。この入れ替えは思ったよりはココが頑張ってくれてるけどやはり戦力ダウンだとは思う。
ベッラノーヴァに代えてソザ?ここも戦力ダウン。ラドニッチとチェ・アダムスについてはこれまでのところアダムスのほうが良いように思うけど。
いちばん変わったのがイリッチとリッチー。彼らの輝き方が全然違う。まあここは監督の問題よりも単純に選手が成長したのかもしれない。ちなみに会社のイタリア人の同僚にIlicとRicciって名前が似ていてややこしいよねって聞いてみたところ、イタリア人からするとRとLは全くの別物なので「ッチ」の部分しか似てないらしい。カタカナで書くとイリッチとリッチーなので「イ」があるかないかだけなのだけど。
ともあれ彼ら二人の輝きが今年のトリノを面白くしてくれています。
あと今日のスタメン発表で今更知ったのだけど今年の夏にGKのドンナルンマが加入したらしい。GKでドンナルンマ?もちろんあのイタリア代表のドンナルンマではないのは分かるけど・・・と調べてみたところ代表のドンナルンマのお兄さんなんだって。兄弟でプロサッカー選手、しかも二人ともGKって凄いな。
そういえば正GKのミリンコビッチサビッチも弟が今日の対戦相手のラツィオでプレーしてたな・・・なんて思っていたら今日はミリンコビッチサビッチが不在。ベンチにも入ってない。怪我だろうか?
ちなみに弟は昨シーズンからサウジアラビアでプレーしてます。
相手のラツィオは鎌田は1シーズンで退団。インモービレもトルコに行って、知ってる選手はEUROでクロアチア相手に劇的決勝弾を決めたザッカーニと鎌田とスタメンを争ったゲンドージくらいですかね。
さて試合。
ここまで5試合負けなしのトリノだけど、序盤は押され気味で試合を落ち着かせる前に右サイドの突破を許し、ゲンドージに抑えの効いた良いシュートをぶち込まれた。
右サイドを突破した相手左サイドのNuno Tavaresは爆発力とパワーがあった。ベッラノーヴァとイメージが被る。ベッラノーヴァと対決させてみたかったなあ。
その後もあまりリズムが掴めないトロ。ベッラノーヴァにこだわりすぎかもしれないけど両サイドが重い気がする。
そんな中2トップのザパタとサナブリアとの連携からイリッチが惜しいシュート。こういう華麗な攻撃は今シーズンの特徴。イリッチかリッチーが攻撃に絡むととても良い形を作れます。
前半は0-1で折り返す。
後半になって調子が悪かったソザを下げてこちらも新加入のペデルセン、タメゼに代えてアダムスを投入。これも昨シーズンには見られなかった交代。昨シーズンは1点追いかける展開でFWを下げてDFを投入することが多かった。システムを変更して攻撃的にはしているのだろうけどメッセージとしてはネガティブだった。
その甲斐あってトロが押し気味に試合を進める・・・がそんな中ココが突破され中に折り返されたところを押し込まれて失点。うーむ。これもうちょっとボールに寄せられなかったか?
前半のソザは全然ダメだったが変わって入ったペデルセンもピリッとしない(時折良い突破はあった)。この失点のシーンでも誰をマークするわけでもなく止まってしまってたように見えた。まあ言うは易しだけど。
厳しくなったトロ。ここで怪我から復帰のヴラシッチ投入。いやーさらにギアを上げられる選手層は嬉しい。その直後にイリッチが切り込んでヴラシッチへ、ヴラシッチからアダムスに渡ってアダムスがゴール!
素晴らしい!なんて良い攻撃だ!あと1点!(あわよくばあと2点!)
攻撃を続けるトロ。・・が1点が遠く89分に直前に交代で入ったNoslinという選手にダメ押しを決められ1-3・・・。
続々と周りのファンが帰り始めた・・・。僕も負けは覚悟した。・・がその直後になんとココがバイシクル気味のシュートを決めて2-3!あとロスタイムは3分ある。行け!奇跡の同点劇!
・・そこまでは無理でした。2-3で試合終了。でも負けたけど良い試合だった。去年の無得点で何もできずというか何の意図も見えない敗戦とは全然違う。これならまたスタジアムに来ようって思えます。(まあ不甲斐ない試合でも結局また来るのだけど・・・)
TORINO-LAZIO 2-3
Reti: pt 8’ Guendouzi, st 15’ Dia, st 22’ Adams, st 44’ Noslin, st 47’ Coco
Ammoniti: st 9’ Sanabria, st 17’ Isaksen, st 27’ Gila, st 27’ Ilic, st 30’ Zaccagni
TORINO (3-5-2): Paleari;
Vojvoda (st 33’ Maripan), Coco, Masina;
Lazaro (st 18’ Njie), Tameze (st 1’ Adams), Ricci, Ilic, Sosa (st 1’ Pedersen);
Sanabria (st 18’ Vlasic), Zapata.
A disposizione: Donnarumma, Plaia, Walukiewicz, Karamoh, Dembele, Gineitis, Linetty.
Allenatore: Vanoli.
LAZIO (4-2-3-1): Provedel;
Lazzari (st 35’ Marusic), Gila, Romagnoli, Tavares (st 23’ Pellegrini);
Guendouzi, Rovella;
Isaksen (st 23’ Tchaouna), Dia (st 23’ Vecino), Zaccagni;
Castellanos (st 44’ Noslin).
A disposizione: Mandas, Furlanetto, Gil, Dele-Bashiru, Pedro, Castrovilli.
Allenatore: Baroni.
チケット:
Distinti Granata(東スタンド3階席)
SETTORE(ゾーン)318
Ingresso(入口)Est
Fila(列)4
Posto(席番号)13
金額 24ユーロ/席
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