セリエA2024-2025シーズン第2節。
先週はユベントスのホーム開幕試合を見にいって、今日はトリノFCのホーム開幕戦。トリノFCは先日のEUROドイツ大会のアッズーリに二人の代表選手を送り込みました。
ブオンジョルノとベッラノーヴァ(ちなみにリッチーは最後の最後でメンバーから外れた)。
中位のチームから二人もイタリア代表選手を輩出するなんて凄い!と喜んでいたのだけど、なんとこのシーズンオフに二人とも放出。
マジか。いやベッラノーヴァは他所から来た選手だから仕方無いかもしれないけど、ブオンジョルノはトリノ出身、トリノユースですよ。なんというかトロの魂みたいな選手(あるいはそうなっていく選手)でしょう。
それをあっさり出してしまうとは・・・。と非常にがっかりしていたのだけど、トロの熱いティフォージも同意見のようで今日は試合前にカルロ会長へ対する抗議がスタジアム周辺で行われていた。
その気持ち分かるなあ・・・まあ外資に買われるよりはまだ良いだろうけど、売ってはいけない魂ってもんがあるでしょう・・・。
熱いトロティフォージの思いに共感しつつスタジアム入場。今日は久々にクルバプリマヴェーラの3階席。
ダメ元でガリレオ・フェラーリス通り側から行ってみたけどやっぱりこちらの通りからはアウェイのティフォージしか入れなくてぐるっとスタジアムを回って入場。
こちらのクルバは安いし空いてるしで結構好きなのだけど、僕の家から向かうとスタジアムをぐるーっと回らなくてはいけなくてちょっと面倒なのであまり来てない。
今日は18:30キックオフでいつものバックスタンドだと西陽がきついのでこの席を久々にチョイスしました。
今日の相手は昨シーズンのヨーロッパリーグチャンピオンのアタランタ。前節はレッチェを4-0で撃破。ユベントスに移籍が噂されているコープマイナースは試合に出ていないものの、ジェノアからレテギを獲得しかなりの難敵のはず。
そして・・・何より冒頭に書いたベッラノーヴァを数日前に奪っていったのがこのアタランタ。さすがに今日はメンバー入りしてないけど、トロティフォージはアタランタにかなりの敵意を剥き出しにしてる。
トロももちろん新入りがいて、先週のユベントス同様に「誰ですか?」って選手が数人スタメンにいた。
移籍が噂されていたイリッチは結局残ってくれて(まだ移籍期間クローズまで1週間あるけどまあ多分)、今日もスタメン。
18:30。キックオフ。監督が変わったトロ。信じられないくらいに良い。とりわけリッチーとイリッチ。いやカタカナにすると実にややこしい。躍動という言葉が相応しい。怪我で不在の(出てってないよね?)ヴラシッチが戻ってきても居場所はあるのか?ってくらいの活躍。リネッティも良かったと思う。
サイドは正直物足りない。ベッラノーヴァがいたらなあと何度か思った。
ブオンジョルノの代わりに入ったのは赤道ギニア代表のココ。スタンドから見ているとCBにしては少し背が低いように見えたけど188cmあるらしい。レテギに密着マークって感じで頑張ってる。そんなにブオンジョルノ不在を感じさせない。
そういやスクールスはどうした?そろそろ帰ってこんかい。
ともあれ出だしは好調。しかし・・残念ながらいつものように失点。セットプレーからこれまでしっかりレテギを抑えてたココが一瞬外されザッパコスタのクロスを決められた。
いつものパターンか・・・とは思ったけど、ここまでのプレーがいつもと違うので今日は期待できる。しかも相手はヨーロッパリーグチャンピオンなわけだし1点くらいは仕方ない。
そして給水ブレイク明けにイリッチが新入りのアダムスとのワンツーで抜け出して華麗なループシュートを決めた!
うおおお!こんな華麗なゴールをトロで見られるなんて!ループはちょうど真後ろで見ていたので遠近感がよく分からなくて一瞬枠を外れたのかと思って喜ぶ反応が遅れた。何がどうなった?って感じだった。
いやー気持ちの良い試合だ!先制された後追いつくのを見るのはこれが初めてだと思う。
とこの辺りでようやく気づいたのだけど、さっきカイロ出ていけの抗議をしていたティフォージが下にいて、試合中もずっとカイロへの抗議(あともう一人文句言ってるようだけど名前が分からなかった)。
いやー、気持ち分かるけど、今日のトロは珍しく良い試合してまっせ?そろそろ普通に応援しても良いのでは・・・
後半。勝ち越したいアタランタが攻撃を強めるもののココがカウンターからイリッチを走らせる良いパス。
そしてイリッチがダイレクトでこれまた良いパスを中へ折り返してザパタがシュート!惜しくもキーパーに防がれるもこぼれ球を新加入のアダムスが押し込んで逆転!
きゃああああ!!!まさかトロが逆転するなんて!(いやもちろん信じてましたよ)
最高!しかも新加入のココが起点でアダムスがゴール。いやー素晴らしい。
その後さらにアタランタが攻めるが、ヴァンヤとゴールポストが必死に守る笑
そしてついにロスタイム。・・・表示は7分。おい!長すぎだろ。
前節ロスタイムでゴールを許しミラン相手に金星を逃したトロ。嫌な記憶が若干頭をよぎってしまった。
そしてラザーロがペナルティエリア内で相手を倒す。最初はCKの判定。ラザーロもヴァンヤもゴールキックを主張するが通らず。アタランタもさあCKを蹴るかってところで審判が試合を止めた。
・・・嫌な予感。VARの連絡が入ってる。・・・モニター確認となった。もうこうなったら99.9%PKです。
はいやっぱりPK。
またロスタイムに追いつかれてしまうのか・・・いやいやヴァンヤ頼む!
祈りが通じたのかヴァンヤがPKストップ!スタジアムの盛り上がりは最高潮に!そしてこのまま試合は終了!
試合後下の階の熱いティフォージを見たらえらいことになってました。
ハードコアのライブみたい笑
ということで24-25シーズン。トリノは2チームとも監督交代で良い方に変わったようです。
ちなみに新加入のチェ・アダムスは以前イングランドで見たサウサンプトンの試合に出場してました!
(正直全く印象に残ってなかったけど、撮影したビデオにもしっかり映ってます!)
TORINO-ATALANTA 2-1
Reti: pt 26’ Retegui, pt 30’ Ilic, st 4’ Adams
Ammoniti: pt 28’ Pasalic, pt 38’ Hien, pt 39’ Ilic, st 32’ Djimsiti, st 43’ Zapata, st 46’ Milinkovic Savic, st 51’ Zaniolo
Torino (3-5-2): Milinkovic Savic;
Tameze (st 20’ Dembele), Coco, Masina;
Vojvoda (st 32’ Sosa), Ricci (st 52’ Ciammaglichella), Linetty, Ilic, Lazaro;
Zapata, Adams (st 52’ Karamoh).
A disposizione: Paleari, Donnarumma, Sazonov, Sanabria, Pedersen, Pellegri, Dellavalle, Horvath, Balcot, Njie.
Allenatore: Vanoli.
Atalanta (3-4-2-1): Carnesecchi;
De Roon, Hien (st 24’ Palestra), Djimsiti;
Zappacosta, Pasalic, Ederson (st 39’ Manzoni), Ruggeri; De Ketelaere (st 39’ Cassa), Brescianini (st 7’ Samardzic);
Retegui (st 24’ Zaniolo).
A disposizione: Godfrey, Rossi, Musso, Tornaghi, Del Lungo.
Allenatore: Gasperini.
チケット:
Curva Primavera(ゴール裏3階席)
SETTORE(ゾーン)327
Ingressi(入口)Sud
Fila(列)3
Posto(席番号)26
金額 19ユーロ/席
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