初サンガスタジアムby京セラ

頑張れば家から徒歩でも行ける西京極陸上競技場は、残念ながら僕が訪れたスタジアムの中で、サッカー観戦に関しては最低レベルだと思います。
試合内容どうこうではなく、あの臨場感にかけたスタジアムではそこで行われている試合をどこか他人事のように冷めた目で見てしまいます。
多くの京都のサッカーファンも同じ思いだったように思います。サッカー専用スタジアム建設は京都サッカーファンの長年の願いでした。
そしてついに今年念願のサッカー専用スタジアムが亀岡に完成!
亀岡?ちょっと遠くね?と思わなくもないけどJR一本で行けるので贅沢は言ってられない。
早速僕は3月27日のオリンピック日本代表の親善試合のチケットをゲットしました。
・・・が、ご存知の通り新型コロナが猛威をふるい結局試合は中止となってしまいました。

その後、Jリーグもなかなか開催できず、無観客試合を経てようやく上限5000人という制限をつけて再開することとなりました。
運良く会社でチケットをもらうことができまして、早速駆けつけてみました。サンガスタジアム by KYOCERA。
JRで秘境のような雰囲気の山や渓谷を通過し30分ほどで亀岡に到着。
分かっちゃいたけど駅から近い(目の前)。
さっそく席に入ると・・ああ・・素晴らしい。これだよこれ。サッカースタジアムはこの雰囲気じゃなきゃ!

ちなみに個人的には日本で一番良いスタジアムはガンバの吹田スタジアムだと思います。一番通ったのはもちろん我らがレッズの埼スタですが、スタンドの雰囲気やピッチへの距離を総合的に考えると吹田のほうが上だと思います。
ここサンガスタジアムはその吹田スタジアムを一回り小さくしたような感じで雰囲気はよく似てる。すなわちすばらしい。

この臨場感!

試合開始。
ピッチからの距離が近いことに加えて観客がすくないもんだから選手の声までよく聞こえます。特に外国人選手が倒された時のファールをアピールする叫び声はギャグかってくらいスタジアムに響き渡ってやや失笑が漏れるほど。
試合は両チームともにあまりチャンスも多くなくエキサイトな展開ではなかったけどやっぱり迫力が凄い。どんな熱戦でも退屈に感じさせたのが西京極なら、どんな凡戦でもヨーロッパサッカーのように見せてしまうのがサンガスタジアム。
なんとなく良い試合を観ている気になれます。

とはいえさすがにノーゴールではつまらないなと思っていた後半34分ついに均衡がやぶられる。
CKから京都のヨルディバイスがヘディングでゴール!
我らが森脇が仕込んだというゴールパフォーマンスが繰り広げられました。

見合って見合ってー!
おりゃー! やられたー!

フフ可愛い。
ところがたっぷりゴールを堪能してピッチを見るとなにやら審判が協議をしている。
・・・まさかのノーゴール。何が起こったのかさっぱり分からない。さすがによるディバイスはオフサイドはなかっただろう。どこかでファールがあったのか・・
これだけパフォーマンスをがっつりやってスタジアム全体で喜んでしまうと、落胆も大きい・・。試合終了も近いし、こりゃあ厳しいなと思った直後、またしてもゴール!
今度は正真正銘のゴール!いやー、凄い。
ゴールを取り消されてがっかりきた直後にもう一度ゴールするなんて。
改めて同じゴールパフォーマンス(相撲+カメハメ波?)をしてしっかり喜びを噛み締めて試合終了となりました。
サンガスタジアムでは今のところ4戦4勝だそうです。いや、マジで選手のやる気も変えるくらいのスタジアムのレベルアップだと思います。これならもっと観に来たいな!
来年はここでJ1観たい。

観客が少なかったので帰りも超スムーズだった。満員だったらどうなんだろうか。

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