すっかりラグビーにはまった僕は日本代表が敗退した後もワールドカップが楽しくて仕方ない。プール戦を2試合生観戦したもののやはりレベルが高い試合というのも観てみたいという気持ちがムクムクと湧いてきて日々公式サイトをチェックしていたところ、準決勝の試合も1週間前に買えました!
今回はカテC。しかも会場はサッカーファンに評判の悪いあの横浜国際総合競技場。それでも25,000円もします。ゴール裏の1回席だから逆サイドは何が起こってるのかわからず大型モニターを見ることになるでしょう。それでも良いのです。現地であの雰囲気を感じたい。
フロンターレサポのMも今日のチケットを持っていたので新横浜で合流。ラーメン博物館で腹を満たし、路上のバッタ屋で南アフリカとウェールズのシャツをそれぞれ買っていざスタジアムへ。
何年ぶりかなー。京都に引っ越してからは多分一度も来てないから10年以上ぶりだろう。昔はトヨタカップとかでよく来たなあ。
駅前からスタジアムは外国人でいっぱい。敗退した国の人たちも大勢。日韓ワールドカップよりも外国人の比率が高い気がします。
パンフレットも買ってしばし試合前の雰囲気を楽しんでお互いの席へ。Mの席は僕とは反対側のゴール裏だった。僕の席はこの記事のタイトル写真の位置でした。
両チームの選手がアップに登場。僕の席は南アフリカ側でした。ウェールズを応援するつもりなのでちょっと残念。
ウェールズは準々決勝でフランスと激闘を繰り広げ、残り数分でなんとか逆転して勝ち上がってきました。去年京都の居酒屋で隣り合わせになったウェールズ人がラグビーはウェールズのような小国が勝つのが面白いんだって言っていたのを思い出します。
強豪南アフリカに挑むウェールズ。応援しがいがあるってもんです。国歌もばっちり覚えました。
試合間隔が南アフリカよりも1日少なくケガ人が多いのが気になりますが男前のダン・ビガーを中心に頑張って欲しいところ。
対する南アフリカ。ウイング(って言うのかな?)のコルビーが負傷で出られないもののそれ以外はベストの布陣。日本戦で憎らしいほどの大活躍をしたデ・クラークも健在です。
試合はキックでの点の取り合い。トーナメントが進むとなかなかトライが生まれずゴールの取り合いになることが多いそうです。南アフリカのポラードが決めてウェールズのダン・ビガーも決めて追いつくという展開。
そんな展開の中ついに南アフリカにトライが生まれます。僕の席の対角サイドで・・。はっきり言ってどうなったのかよくわからない。モニターでもう一度確認。うーんこれはレッドドラゴン(ウェールズの愛称)厳しいか。
すると僕的には今大会の一番の盛り上がり(日本代表を除く)がやってきます。
ピッチ中央付近でウェールズが販促を獲得。追いつく必要があるウェールズはペナルティゴールではなくラインアウトを選択。湧き上がるスタジアム。
僕もこの数週間でずいぶんラグビーを知ったのでこの選択に武者震いがしました。
トライをとってくれー。
僕のすぐ近くでラインアウトで再開。何度も何度もトライを目指します(フェーズを重ねるというらしい)。しかし南アフリカも必死に守る。ラグビーの良いところの一つとして守りきった時の達成感がある。
自陣のゴールライン際で攻撃を跳ね返して反則を奪って守りきった時の興奮はサッカーにはなかなかないものだな。(感覚的にはPKをストップした時が近いかな)
これは厳しいなあと思い始めた頃、南アフリカに反則。さあどうするウェールズ?
キックかスクラムか・・・
アラン・ウィン・ジョーンズキャプテンの答えは・・・スクラム!
湧き上がる場内。南アフリカファンも楽しんでるように感じる。おう受けてやろうじゃねえかみたいな。
スクラムが組まれる。ボールが早く出た。ジョシュ・アダムスにボールが渡る・・。
トライ!!!
目の前で最高のプレーが見られました。いやーすげー良い試合!超興奮。
いけ!この勢いで逆転だ!と思いきや再びポラードにゴールを決められ万事休す。
ウェールズの冒険はここで終わってしまいました。
結局この試合はペナルティゴール、コンバージョンともに1本もミスが無かった(多分)。
南アフリカのエラスマスHCは試合後「キックばかりで退屈な試合だったかもしれないが」とこの試合を評したけどとんでもない。
トライがいっぱいあれば良いってもんじゃない。このしびれる展開は十分楽しい素晴らしい試合でしたよ!
まあラグビー素人の僕が言うのもなんですが。
さあ残るは決勝!3大会連覇を目指した絶対王者ニュージーランドを倒したイングランドと南アフリカの対戦です。
・・フフ。実は決勝のチケットも持っているのです。楽しんできます!
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