アメリカ代表vsトンガ代表@花園

先日の南アフリカ代表対ナミビア代表の試合ですっかりラグビーにはまりまして。
もう一度観戦したい!ってことでチケットを探したところ前回に続きまたしても当日に公式サイトでチケットが買えました。どうやら関係者席が当日に整理されるようです。
今日のチケットもカテ1ですが、値段は1万円。対戦カードによって値段が違うんだな。
アメリカとトンガはそんなに強豪国じゃないから安めの設定のようです。
京都駅でスコットランドのジャージを着た外国人を発見。今日は横浜に行くの?
「ああそうなんだけど試合が開催されるか心配なんだ」
「大丈夫だよ!もう台風も過ぎたし。良い試合になると良いね!」
はるばる日本まで来て試合が中止になるかもしれないなんて思いもよらなかったのでしょう。その気持ちはわかります。まだ開催は決まってなかったけどもう横浜も晴れてるので大丈夫でしょう。
(ご存知のように関係者の努力により無事日本対スコットランドは開催されて、見事日本が勝利して決勝トーナメントへコマを進めました。)

一方僕はラグビーの聖地花園ラグビー場へ。当然来るのは初めて。ここも専用競技場だから迫力がある。若干座席数が少ないかな。バックスタンドの後ろには山が連なっていて気分も良いなー。

ラグビーの聖地花園ラグビー場

今日もかなり良い席で近くにはベンチ入りできなかったアメリカ代表選手がいます。
試合前のウォームアップ。ケンカしてるのかってくらいの激しさ。

は・・激しい・・

アメリカもトンガもここまで0勝3敗で敗退が決まってますが、ワールドカップの舞台でなんとか1勝を挙げようと気合が入ってます。

トンガ代表

キックオフ前にトンガのウォークライ。初めて見るウォークライ。ウォークライはニュージーランドのハカが有名ですが、トンガはシピタウと言います。
むちゃくちゃかっこええ。ポリネシア圏のサッカー代表もするんだろうか。

トンガのウォークライ、シピタウ

試合開始。まずはトンガがリズムを掴む。押し気味に進めてトライ。その後アメリカも押し返し逆転に成功。そこからさらにトンガが反撃し再逆転。

ど迫力

相変わらずのど迫力。体がぶつかる音が聞こえてきます。いたるところで重量力士が取り組みを行ってる感じです。
結果的に31-19でトンガの勝ち。アメリカは中3日で体力的に厳しかったのかもしれない。ともあれシーソーゲームで魂のこもった良い試合だった!
トンガの主将のピウタウはこの試合で代表引退。試合終了間際のコンバージョンを決めて試合終了後は観客席に向かってもう一度シピタウを見せてくれました。ピウタウのシピタウ・・ややこしや。

ピウタウキャプテン、トンガ代表最後の勇姿
ピウタウが仕切るシピタウ

それにしてもラグビーは完全に異次元のスポーツだな。
100kg超の大男たちの壁に何度も突っ込んでいく姿を見て国歌斉唱の段階で号泣する選手の気持ちやノーサイドの意味が分かりました。
さぞかしきつい練習と危険を乗り越えて試合を迎えているのでしょう。
代表に選ばれて怪我せず試合を迎えられていることがすでに偉業だし、同じことをしてきた相手選手の努力も痛いほど分かるのでしょう。
相手チームは敵ではなく、とてつもない偉業を成し遂げた仲間なんだろう。

2週間前まで全く興味なかったけど、ラグビーワールドカップが日本で行われて本当に良かった。
試合観戦の面白さはサッカーを超えるかもしれない。

帰りの電車で高台から遠くに大阪の街が見えました。すごく良い眺めだったので思わず車内からパチリ。また花園来よう!

はるか遠くに大阪の高層ビルが
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