2007シーズン終戦

ホントに残念で悲しい。
悲しくてつらくて切なくてやりばのない怒りも混じっててこういう気持ちをなんと言えば良いんだろう。
当分日記を書くつもりはなかったけど、ネガティブとはいえこういう激しい感情が冷めないうちに何か残しておくべきだと思い、とりあえず日付が変わらないうちに今日のことを書き残しておこうと思う。日が経って冷静になって考えが変わるかもしれないけど、今日感じたことをできるだけ正直にありのままに。
まず今日の試合内容。
ホントに良くない。走れてない。攻撃でもディフェンスでも、相手より先にボールに触ろうとしないとダメ。一歩先に前に出て触らないと。
あと無駄な動きというか、味方を楽にするような犠牲になる走りもない。相手ゴール付近での思い切ったチャレンジもない。ゴールから遠く離れたタッチライン際から放り込んでばっかり。
それでも前半立ち上がりは最近の試合と比べればゴールの予感があった。ところが阿部がカズにあっさり抜かれてクロスをあげられて失点。
結果これが決勝点で0-1で負け。まあこの失点も、優勝さえ出来ていれば
「まだまだカズもやるねえ」
ぐらいの笑い話になったんだけど・・・。今は全く笑えない。
この失点でリズムが狂う。選手の動きが固くなる。
これが1年の連戦の疲労の蓄積なのか、優勝のチャンスを逃し続けたプレッシャーなのか、それともこの程度の実力だったのか知らんけど、少なくとも今日はアジアチャンピオンvs史上最低の成績でJ2落ちが決まったチームの試合じゃなかった。
今日の試合はつい3日前にJ2下位の愛媛FCに負けたチームVS1年間J1で頑張ったチームの戦いでした。当然J2下位に負けたチームのほうが弱いわけだ・・・。
負けるべくして負けた・・・のか??ほんとにそうなのか?9連勝した鹿島は確かに強かった。年間通じて最も勝ち点を積み上げたのは鹿島だったのは事実だ。だけどもやっぱり今までずっとトップを走ってきたのはレッズ。今日最下位のチームに勝てば優勝だったのに。
ホントに悔しい。くやしいという言葉じゃ全然足りない。ぐやじい。
0-1で試合終了。即座にワンセグテレビをつけると大喜びしてる鹿島の監督と選手達が映った。多分2秒くらいで即座にテレビを消した。
放心状態。清水戦や鹿島戦は僕の中に確かに油断があった。まあなんとかなるでしょ。今日ダメでも次あるしみたいな。でも今日は油断はなかった。愛媛に負けてたしホントに必死にならなきゃ勝てない。ゴール裏もそういう気迫があった。だけども信じてた。油断はしなかったけど絶対優勝できるって信じてた。だからホントに放心状態。
選手が挨拶に来た時に拍手する人も入れば、ブーイングする人もいたけど、僕は何も出来なかった。強いて言えば泣きたかった。選手の肩に手を置いて泣きたかった。んんーちょっと違うか。やっぱり放心だな。まあ少なくとも拍手する気にはなれなかった。
冷静に考えれば、必死に練習して準備してるのも試合で頑張ってるのも選手だ。一番辛いのは選手だろう。だけどもやっぱり優勝のチャンスを逃し続けて、今日も最下位のチームに内容でも負けたチームに拍手する気にはなれなかった。
皮肉ではなくて、拍手した人は本当にやさしい人達だと思う。そういう温かくチームを見守る人達も必要だよね。僕はそこまで選手やチームを思いやれなかった。自分の悲しみでいっぱいいっぱいだった。野次を飛ばす気力も拍手する余裕もなかった。
ダメだ。どんだけ書いても気がまぎれない。これから奥さんとワインでやけ酒飲みます。あんまり飲めないけど。

超満員のアウェイゴール裏・・・

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